『風林火山』を終えて

昨日の旅じゃBLOGにも書きましたが、
毎回休まず見続け、コメントを書いてきた2007年度NHK大河ドラマ風林火山』が
ついに最終回となりました。ほとんど見向きもされなくなったブログですが、
本日だけでなんと48件のアクセスがあり、書き続けた意味があったというものです。
ところでその肝心の最終回の視聴率は18.0%と低迷。
平均視聴率は18.7%と20%を割り、昨年の『功名が辻』平均20.9%を大きく下回りました。
かつての1988年度で史上2位の『武田信玄』(平均39.2%)の二番煎じを狙ったものの、
半分に満たない散々な結果に終わりました。
かつて信玄時代に「小淵沢戦国の館」をつくり、2005年2月に閉館。
2006年9月に新たに「風林火山館」をつくったのですが、
これで採算はとれたのでしょうか? ブームが過ぎてしまえば閑古鳥になりかねません。
今回のドラマの失敗は短い原作を無為に延ばしすぎたせいもありましょう。
最高視聴率22.9%しかとれなかったことを考えると、
いかにダラダラとストーリーが流れてしまった感が否めません。
最高視聴率ではワーストに近い記録であの『武蔵MUSASHI』の24.6%を下回ります。
最高視聴率は第5回の「駿河大乱」で、勘助とはほとんど関係のない回。
テリー伊藤の名演技に引っ張られた形になり、
一番のハイライトであるはずの川中島の一騎討ちがこれだけひどいのは、
やはり川中島で3回も引っ張り、番組も50回にした意味もありません。
結局、期間限定の「甲斐の国 風林火山博」も行けずじまいで終わりそうです。
さて、来年は最も苦戦するといわれる幕末の『篤姫』。
あの『新選組!』ですら17.4%と低迷したのに大丈夫でしょうか?

昨日は『風林火山』のあと、テレ朝で『敵は本能寺にあり』を放映。
明智左馬助を主人公にしたドラマでしたが、くだらない大河のあと観たら、
さらにくだらない内容で、コメントを書こうとしていたのですが、
不覚にも居眠りをしてしまいました。
でも、左馬助って「湖水渡り」しかないと思っていたら、
ゲーム「鬼武者」の主役だったんですね。
昔、流行った「源平討魔伝」も平景清が主人公だし、
こういうゲームってけっこうマイナーな人物が使われているんですね。


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