高嶺の花の松阪牛

西新宿の税理士事務所に寄った帰りに自転車で三たび京王百貨店へ。
11日13日に引き続き、「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で、
未撮影の駅弁を4個購入。購入したのはモー太郎弁当1260円(松阪駅)、
雪だるま弁当920円(新津駅)、津軽ねぶたの祭りずし1100円(青森駅)、
大和しじみのもぐり寿し950円(松江駅)。
14時30分頃に行ったので、またもお目当ての駅弁は売切でした。
近くの世界堂に年賀状のファイルを買いに行くと、ちょうど本日から、
改装工事に入ったようで、仕方なく甲州街道沿いの本店まで足を延ばし、
帰りに新大久保・大久保のきれいに押したスタンプをGETして戻ります。
今回の写真UPは松阪駅弁に限定しますが(画像が重いので)、
明日の食事分を残しつつも真っ先に食したのがモー太郎弁当でした。

弁当の容器になっている牛の顔がなかなかリアルで怖いです。
フタを開けると光に反応して童謡『ふるさと』のメロディが流れることで知られ、
日本初の音楽の流れる駅弁です。shugoroは最初、勘違いしていまして、
牛の「モ〜」と鳴く声がするものと思っていました(それじゃ生々しいか)。
このセンサーは約2000回も鳴るそうですが、駅弁容器のなかには、
カバンや机の引き出し、冷蔵庫、車のトランクなどに
付けて楽しめるという利用法の案内まで入っていました。
そして高嶺の花である松阪牛丼を食したのですが、うまい!
まあ、松阪牛でもピンきりで高価な食材が1260円程度の駅弁に使われることも
ないと思いますが、飛騨牛同様ブランド品ですから、
その名に魅かれてしまうのは無理ありません。
さすがに『吉野家』を飛騨牛松阪牛に連想して食すのは無理ですが……。
松阪は僕には思い出深い地で、実は現役時代に松阪大学を受験しています。
あの頃は1年浪人を覚悟していましたが、
さすがにプレッシャーを感じたのか、どこか合格しないと浪人する気にもなれず、
冷やかしではないけど、定員割れの二期募集で受験して合格しました。
まあ、合格したあと行く気がハナからなかったわけではないのですが、
駅前でなく駅からバスで15分という遠さと僻地さに行く気をなくしたのです。
まあ、受験の帰りに名松線を乗ったり、スタンプを押すなど小旅行気分でしたが。
でも、食堂の焼ソバは美味かったし、立ち食いの肉うどんも美味で、
そういう意味では惜しいことをしたのかもしれません。
あとで気づいたのですが、松阪の隣・徳和駅(無人)からなら歩ける距離。
結局、一年浪人後に入った中央大学も八王子の山奥という孤島で、
都心に出ることもなく、競馬にはまる山猿になってしまいましたから。
たぶんこの影響でshugoroが誕生することになったのでしょう。中央競馬だし
これが僕の後輩になると、山猿軍団となってもっとどっぷり競馬にはまり、
大学1年で血統とかやたら詳しく、『競馬フォーラム』のバイトで夢中になり、
都心に出てくるようになったものの、学校はほとんど行かないひどいものでした。
結局、競馬業界に入った後輩は、のちの競馬衰退で薄給の悲惨な人生歩んでいます。
まあ、それでも競馬が好きだから仕事も続けられるのでしょうが。
うーん、松阪大学行っていればどんな人生歩んでいたのでしょうか?
間違いなく松阪牛を食する機会に恵まれたことだけはいうまでもありませんが。
いずれにせよ、大学なんて社会を一度ドロップアウトしてしまえば、
まったく意味なくなります。諸葛亮孔明のように学問のための学問(受験)に、
見切りをつけられるほどの判断力はありませんでしたが。
ところで松阪大学中京大学の姉妹校とはいえ、単価大学でしたので、
存続が気になっていましたが、2005年4月にとうとう三重中京大学と名称変更。
これじゃ、中京大学の松阪校舎みたいなものじゃん、まあ仕方ないけど……。
≪追伸≫
旅じゃBLOGで旅ジャーナリスト会議代表森田芳夫氏
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