秋になりようやく中央場所へ舞台が移ろうとする矢先、
名脇役として知られたリンカーン（牡６・音無厩舎）が引退を発表しました。
通算成績は23戦６勝。04年阪神大賞典、05年京都大賞典、06年日経賞の
ＧⅡを3勝しながらついにＧＩは２着３回と届かぬまま右前浅屈腱炎を発症したようです。
今後は種牡馬になる予定だそうですが、次世代に産駒を受け継いでほしいものです。
とはいうものの、僕はこの馬大嫌いです。
メジロマックイーンのラストランとなった93年秋以来、
11年ぶりにめぞうと一緒に参戦した京都競馬場の春の天皇賞。
前走の阪神大賞典で圧勝した同馬はもちろん圧倒的１番人気でしたが、
八百長とも思えるレースぶりで13着に敗退。現場にいた僕らは大激怒でした。
その後も好走と凡走を繰り返す不安定ぶり。
幸い本年度の春の天皇賞では３連単。宝塚記念では同馬をはずして
またもや的中と二度おいしい思いをさせてもらいましたが。
どうもこの馬、古馬になってからさらにズブくなり、
中距離では太刀打ちできなかった感がありました。
いずれにせよメンバーの薄い古馬陣営から脇役が１頭消えてしまうのは至極残念です。
≪追伸≫
再来年の大河ドラマ『篤姫』の主役が宮崎あおいに決まって唖然！
朝の連ドラ『純情きらり』の人気に便乗したのだろうか？
配役設定もここまで頓珍漢だと、さすがに視聴者も失せてしまうぞ！
はっきりいってフジテレビの『大奥』以下じゃん。それとも脇役で固めるつもりか。
ただでさえ、現在の『功名が辻』でも仲間由紀恵人気だけで維持しているが、
大石静の脚本は無茶苦茶で歴史専門でやっている人からみれば素人丸出し。
『篤姫』の脚本も田渕久美子と歴史とは疎遠な方。いっそのこと僕に書かせい！
