昨日も追伸で書きましたが、24日からテレビ東京4日連続で放映した
映画『学校の怪談』1〜4までビデオで録画してCMとばしながら見ました。
PART3だけは全部録画できなかったので半分は直接みましたが。
さて、それでは小学生の頃に噂された我が母校・小牧南小学校での怪談を。
一番最初は小学校1年生のとき、トイレから青い手が出たです。
このへんはトイレの花子さんと共通するネタですが、
すでに水洗であったためボットン便所のような恐怖感がありません。
それでもまだ1年生だったから結構怖かったのですが。
都市伝説その2は学校の元は墓地だった。これもどこにでもありそうな話です。
不気味だったのは音楽室の後ろにある著名音楽家の肖像。
とくにメンデルスゾーンは八方にらみで描かれており、
どの方向からでも見られている不気味さがあります。
よく目に画鋲を差してベートベンの目が光ったなどといたずらする人もいましたが。
あと口裂け女は全国で流行ったのですが、この伝わり方は学校で違うようです。
小牧南小学校では「ワタシきれい」という問いかけはなく、
いきなり後ろから肩をつかんで振り向かせ、マスクをとって驚かせたあと、
ナイフで口を裂かれるのです。これは怖い。しかも入鹿池で一人口を裂かれた、
岩倉でも一人襲われたが難を逃れたなどリアルなデマも流れました。
脚の速いのは全国共通ですが、僕らの身の守り方はポマードやべっこう飴でなく、
「後ろから肩を捕まれたら、肘鉄をくらわして逃げる」という護身術でした。
しかもこれ僕らが考案して低学年に教えていたのです。
三姉妹の話もありましたが、僕らの学校では一人は生まれつき口裂け、
一人は自ら口を裂いた。そしてもう一人は口紅で顔に書いたというマヌケさ。
皆がびびりまくるなか、いち早くデマに気づいた僕は「口裂け女」に対抗して
「鼻デカ男」を流行らせようとしましたがダメでした。
デマの発信源は岐阜県美濃加茂市か八百津町といわれていますが、
あの地域の世代は「いやウチの町が発信源だ」と地元意識丸出しで争っています。
しかし、あんなのどかな山奥の八百津でも学習塾のブームだったとは驚きです。
僕もそうでしたが親の見栄と欲望によって学習塾への強制連行。
勉強など強制させるものではありません。すでに社会が歪み始めていたのでしょう。
岐阜県のこの地域で当たり前のようにいたタガメやメダカも絶滅しました。