さらば親知らず(12月7日)

7日は本町の『畑佐歯科』へ。郡上でお初の病院となりました。
本当は別の治療で通院せねばならない箇所もあるのですが、
慌しいのと治療費もかさむので、ここまで行けずじまいになっていました。
今回は昨年9月21日に詰め物が取れて治してもらった箇所が
先週土曜に再度取れてしまったため、ついに厄介な親知らずを抜く決意に至ったわけです。
思えば20代のときに1本並びが悪い歯があって、
しかも太い神経の近くまで歯の根っこが迫っていたため
この歯を抜くときは左半身全体の麻酔になってしまい、半日は左半身が痺れたままとなり、
「歯1本でなんでこんなに苦しむのか」と生んだ親を憎んだものです。
このとき厄介な親知らずを3本まで抜いたのですが、
残り1本だけ、「歯のおさえつけが悪くなるから抜歯しないほうがいい」と云われ、
そのままにしていたら虫歯になってしまい、詰め物をせざるを得なくなってしまったのです。
あの20年前に抜いていたら、こんな苦労をせずに済んだものを……。
『畑佐歯科』に電話したら「予約があるけど合間でよければ」ということでしたのでさっそく向かいました。
それにしても「八幡の人口だから混まないだろう」
市役所の窓口感覚で考えていたら、患者がいっぱいでした。
時間も待たされること覚悟なのか、待合室にはコミックがかなり揃っており、
しかも座敷のコタツ部屋まであったのにはビックリでした。
暇つぶしに『三国志』を読んでいたら呼ばれたので治療室へ。
入口からは想像もつかないほど、奥行きがあってしかも治療台がたくさんあって助手もかなりいました。
昨年9月に東京最後となった歯科は先生一人だけだったのでこの違いには驚き。
しかも患者がひっきりなしなのか、その日に親知らずを抜いて
「あとは大丈夫だから」と言って1回で終わってしまいました。
僕も最初は何回かの通院を覚悟していただけにこれはビックリ!
東京の歯科だったら軽く1カ月以上通院させられたことでしょう。
帰りに桜町の『たんぽぽ薬局』へ行きましたが、ここも満員。
しかし、お茶やコーヒーのサービスまであって
ウェハースも安かったので薬と一緒に購入してしまった次第です。
この日は麻酔がきいていたのでランチの約束は断念しましたが
東京と違って通院もこれだけあっさりだと気持ちがよいものです。
残る2つの治療もこんな具合で終わってくれるといいですが。


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