今回の郡上QUESTはグルメではないので
ぐじょ喰えではありません。本題は冒頭写真の乙姫滝です。
というのは吉田川の支流にあたる、この乙姫川いつも気になっていたのですが、
町中は写真左のように各家に川への階段が付けられ利水に使われています。
しかし、このような人工護岸では魚は棲めないのではと思っていたところ
市街からはずれた上流部分に行くと自然護岸が残り
アマゴ(写真中央)がたくさん泳いでいます。
しかし、写真で撮るとアマゴは保護色のように川面に溶け込んでいるでわかりにくいのです。
さらに上流には乙姫滝の案内があったのですが、
ここんところの雨天で足場も悪く行けずじまいになっており、
本日の晴天を狙って初めてクエストしたわけです。
やはり遊歩道(写真右)は湧水もあってぬかるんでいるところが多く靴で行くのが正解でした。
10分ほど渓流沿いを歩くと砂防ダム(写真左)があり、
その先に荘厳な乙姫滝(写真中央)が見えてきます。
独りだけと思いきや、意外にも3人連れと鉢合わせになりました。
川の水は冷たく、川の中からも滝の撮影をしましたが
水が冷た過ぎて長く浸かってはいられません。この滝近くに乙姫水神(写真右)があります。
滝の名は竜宮伝説ではなく、室町時代に東常縁によって命名されたと伝わり、
乙姫滝上で湧水する岩穴は、竜宮城につながると云われたそうです。
もしかしたら乙姫様に出会って拉致されてしまうかもしれません。
夜の郡上おどりは犬啼(いんなき)水神祭でした。
旧庁舎記念館前に祀られる犬啼水神は、案内板によると万延2年(1861)夏、
大変な猛暑で病に倒れる者が続出し、時の藩主青山幸哉も疫病の流行を懸念していた矢先、
奥方が病床に臥されてしまいました。
時の寺畑村(現・東町)の郷士・古田栄左衛門が貯えていた天然氷を奥方に献上し快方に向かいました。
やがて一般の町民にも提供され、多くの町民が救われたそうです。
漢方の心得があった栄左衛門は良質の水が豊富に湧く犬啼谷に着目し
冬の間に氷を作り氷室で貯蔵し、病人に与えることにしました。
幸哉はこの善行に銀5メを送って称え、犬啼谷に氷田んぼを築いて天然氷を作ることを奨励。
この氷田工事の際に発見されたのが男女一対の石像でこれが犬啼水神として祀られましたが、
明治27年(1894)の豪雨によって流失しました。
氷田はその後大正時代まで実際に使われていましたが、土砂崩れによって崩壊。
昭和37年(1962)に完成した上水道の水源は犬啼谷の天然の湧水に求め
貯水槽工事の作業をしていたところ土砂の中から犬啼水神が出土。現在に至っているそうです。
本日はいただいた浴衣を着て踊り撮影に望み、
帰りはさっちゃんの店『やなかこみち』でようやくTomozouさんと再会でき
生ビールのセットで乾杯し(゚Д゚)ウミャアアアアア〜
このあと着付けをしてくれたS子ちゃんや『越前屋』ジュンコさん、
さっちゃん、コースケさんの5名で盛り上がり、午前零時30分までお邪魔してしまいました。
祝! フミノファルコン桶狭間S優勝!
前走7度目の正直でリボン賞を勝ったフミノファルコンが
再昇級の準オープン桶狭間Sでも後方から大外一気の末脚炸裂で
2着サウンドアドバイスに3馬身差つける快勝。連勝でついにオープン入りを果たしました。
さすがに2番人気(単勝430円、複勝160円)で、
馬券は3連複をはずして単複しか獲れず、トータル収支はトントンでしたが。
にしてもこれまでの惜敗ジリ脚が何だったの?と思わせる変わり身で
これまで散々叩かれ続けた福永騎手も面目躍如といったところでしょう。
このまま休みに入ってしまうのが勿体ないほどですが
ずっと走り続けてきたのですが、いったん休ませて
ぜひ太り過ぎないようにして重賞戦線を賑わしてほしいものです。