JRの北口が寂れてゆく鵜沼駅(7月10日)

この日は東京の生活スタイルと変わらない原稿書きだけの一日だったので
7月10日の名古屋競馬木之前葵誕生祭の帰りの出来事を記しておきます。

すでに5月16日の項でも書きましたが、鵜沼駅改札にいつの間にかキヨスクができており
前回は営業時間外だったのですが、今回は営業時間の姿を見ることができました。
写真左キヨスクができる前は自動販売機が備えつけられていただけで
キヨスク完成後の写真中央と見比べてください。
それにしても北口に『ベルマート』があるのにと思っていたら
案の定、北口の『ベルマート』は閉店(写真右)していました。
3月28日に改札のキヨスクに移転と同時に閉店になったそうです。
元々、この『ベルマート』は24時間営業ではないため使い勝手が悪かったのですが、
それでも現在のコンパクトすぎるキヨスクに比すれば品揃えはよかったはず。
改札に移転したのは名鉄への乗り換え客を取り込みたかったのでしょうが、
それにしてもここまで品薄で維持できるのでしょうか?
たしかに人件費などの点でも合理的ではありますが。

僕が中学の頃から脇谷英康高山本線に乗りに行くときは
名鉄からの乗り換えで本当によく鵜沼駅を利用しました。
まだ銀塩の一眼を使っていた2003年にも高山本線の取材で
鵜沼駅も撮影していますが、この頃は売店に加え
立ち食い蕎麦の『汽笛亭』も営業しており、きしめんがうみゃかったと記憶しています。
しかし、駅舎改築前の2004年に撮影した駅舎(写真左)の頃はもう『汽笛亭』は営業終了していました。
すでに駅前が整備され、どうでもよいビオトープ池が作られて
駅前の商店などは一部を残して一掃されていました。
そして長い橋上化改築工事の末、2009年に橋上駅舎(写真中央)が完成します。
しかし、橋上化してどれだけのメリットがあったというのでしょうか?
JR側にあたる北口の『ベルマート』が機能しなかったのは、
やはり駅前再開発の弊害ではなかろうか?
2003年に取材し、味噌カツがうみゃかった『玉家食堂』(写真右)
現在はまだ営業しているのかどうか、気がかりでなりません。
高山駅もまた同じ運命をたどるのでしょうか?


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