愛されたスマイルジャックが種牡馬入り

shugoro2014-10-31

三校の赤字照合だけでも明け方までかかってバテました。
10月ももう終わり。本日は午後から久々に打ち合わせがありました。
明日から三連休とはいえ、この仕事の最終チェックをせねばならず
競馬を除けば仕事漬けになりそうです。まずは本日と明日のフミノ軍団に期待!
本日はこんなニュースがありました。


スマイルジャックアロースタッド種牡馬入り】
2008年の日本ダービー2着馬で、先日現役引退が決まった
スマイルジャック(川崎・山崎尋美厩舎、牡9歳)は、
北海道新ひだか町アロースタッド種牡馬入りすることになった。
 スマイルジャックは父タニノギムレット、母シーセモアという血統で、
通算58戦5勝(うち地方10戦0勝)。美浦小桧山悟厩舎からデビューして、
フジテレビ賞スプリングS東京新聞杯関屋記念と重賞を3勝など活躍したあと、
昨秋、川崎に移籍していた。11月3日に川崎競馬場で引退式が行われ、ファンに別れを告げる。
 父タニノギムレットウオッカという大物を出しているものの、牡馬で後継種牡馬は少なく、
中央の重賞ウイナーで種牡馬となっているのはクレスコグランドだけ。
スマイルジャックには、父のサイアーラインを繋ぐ
役割も期待されているサンケイスポーツ 10月31日(金)12時45分配信)


先週、馬頭観世音大祭で山崎尋美厩舎を訪問したときは
ちょうど盛岡に遠征していて逢うことが叶いませんでしたが、
その日のオーロターフスプリント10着を最後に即引退が決まりました。
その後の余生も過ごせそうなので安堵していましたが、
まさか種牡馬入りすることになるとはびっくりです。
同馬は08年スプリングS、09年関屋記念、11年東京新聞杯と重賞を3勝しているものの、
GIでは08年のダービー2着、10年の安田記念3着と善戦止まりでした。
昨年秋に再起を賭けて川崎の山崎尋美厩舎に移籍し、
地方では10戦しましたが、結果を出すことができませんでした。
スト2戦は盛岡の芝を走っていますが、それでも復帰には至りませんでした。
地方では1勝もできなかったものの、先に11月3日の川崎7R終了後に引退セレモニーの発表もあり、
島田明宏さんのコラム「熱視線」でも書かれていたように
本当に愛された馬だったんだなと思います。
そしてGI馬ですら種牡馬になれない昨今であるだけに今回のニュースは驚きです。
さすがにこの実績では種付け頭数が確保できるかどうか心配ではありますが
何頭かの産駒は地方でも走ってくれることでしょう。
残念なことに僕は地方ではスマイルジャックの出走したレースに立ち会ったことがありません。
ヤマニンキングリーは以前、撮影しているものの、
スマイルジャックに至っては僕が競馬場に行った前後で出走しており、
今回の厩舎訪問もそうですが、出会う機会がありませんでした。
できれば11月3日の引退式ぐらい行きたいものですが、
資金難と仕事の都合で行けそうにありません。
でもフミノ軍団フミノイマージンと一緒に走った
2012年2月5日の東京新聞杯で撮影していますので
冒頭写真にその勇姿を掲げておきたいと思います。
あのときスマイルジャックはシンガリ負けだったけど、
フミノイマージンより1つ年上だったんですね。
長い間お疲れ様でした。産駒にも期待したいです。


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