コレクションの大変さ

shugoro2012-06-12

先日、粕本集呆(カスP)さんの主催した
「日本ダービーで逆神の権兵衛を倒せ」のイベント予想で、
ディープブリランテの本命に推しながらも、2着のフェノーメノをノーマークで
予想をはずして賞品の笠松競馬グッズをもらい損ねたばかりか
危うくスダポークの脂肪を注射されそうになりましたが、
本日、参加賞として冒頭写真日本ダービーの入場券のほか、
オッズカード、レーシングプログラム、カスPさん協賛レースの馬券、
ここでは紹介できない同人誌などをいただきました。
最初の参加賞は演歌歌手のCDだったのですが、
これだと誰も望まないため、急遽競馬グッズに改めた粕本集呆(カスP)さんの配慮に
感謝感激しつつ、この場を借りて粕本集呆(カスP)さんにお礼を申し上げます。
なんか予想をはずしながら、こんなにもらってしまって恐縮ですが、
権兵衛さんが大井で万馬券を的中させたので、
その恩恵に預かったということにしておきましょう。
そういえばオッズカードなんて昔はよく利用したものですが、
ネットでオッズなども見られるようになってからは利用しなくなりましたね。

そしてランダムでもらった景品として2005年の有馬記念
2005年の小倉2歳Sの入場券が入っていました。
もう7年前ですから結構なレアものではないでしょうか?
と、ふと考えたことですが、こういう記念入場券を欲しがった割には、
毎年の記念入場券をコンプリートしているわけではありません。
こういうコレクターって競馬の世界にいるのでしょうか?
またこれがヤフオクとかで高値で取引されているものでしょうか?
万馬券が当たっても換金しないという奇特な方もおりましたが。
先週の9日に取材した玉電と郷土の博物館も、
そば屋のご主人が第二の人生として始めたコレクションの公開が
博物館開設のきっかけになったのですが、
いざ、この開設を考えると、とてつもなくコレクションには金がかかると感じたものです。
先日の博物館も無料公開なので「維持費は大丈夫なの?」と質問してしまいましたが、
要するにそば屋のご主人は40年働いた金でマンションを建て、
不動産で稼いでいるから無料でもできる芸当なのです。
そしてそのコレクションというのが一代限りになってしまわないよう、
次世代の引き取り手も探し、数名が名乗りを挙げたそうですが、
一般公開する展示スペースをもてない貧乏人には譲れないそうです。
そうなのです。コレクションすれば当然場所をとり、
そういう僕もスペースがないため、最近はデータ化に走っているのですが、
せっかくS先生から譲り受けた過去の月刊『優駿
いつか自分の私設博物館の資料室で公開できればと考えています。
それでも2005年に新宿区上落合から中野区東中野に移転した際には、
スペースが狭くなるため、歯抜けなく10年買い続けた『週刊競馬ブックを捨てました。
当時の後藤正俊さんのコラムや宇田川淳さんの地方競馬ニュースなど
おもしろい記事があったにもかかわらず、スクラップする余力もなく、
実家に送っても嫌われるだけなので廃棄処分してしまったのです。
そういう意味で玉電の館長はさすがです。
コレクションもとくに自分でお金をかけたわけでなく、
拾い物や貰い物で構成されているのですから。
やはりこの館長、こうして博物館を開設したにもかかわらず、
お金の大切さは分かっている様子です。
僕も現在、コレクターのM氏が亡くなった際には、
創刊号からある鉄道雑誌全部をもらうと約束していますが、
この頃には郡上八幡の街中にある古民家を購入して
長良川鉄道利用者に割引特典を設ける博物館を開設していないと厳しいですね。
テーマはもちろん、鉄道・歴史・競馬ですが、
その前にお金もないし、捨ててしまうガラクタも多々出てしまうことでしょう。


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