本末転倒!

shugoro2010-06-10

本日のアホニュース。
   ↓
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=88&id=1238549


カメの甲羅に落書き「カメデス」


「山梨・甲府市の公園で、体長約30センチのカメの甲羅に、
白いペンキのようなもので「カメデス」と片仮名で落書きされているのが見つかった。
 近所の人によると、先月下旬には落書きされていたということで、
公園を管理する山梨県は近くカメを保護して、落書きを消すことを検討している。」


こんなアホネタでもニュースになってしまうなんて、つくづく日本は平和ですね。
落書きされたカメはたしかに可哀想かもしれないが、
冒頭写真のカメをみれば分かるように、本来は生息していないはずの外来種
ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)である。
こんなアホいたずらでも動物愛護団体が、
動物虐待だとか騒いでいるけど、だったらこのカメを捨てた飼い主は悪くないんかい。
縁日の屋台とかでもよく売っているが、小さいときはミドリ色でかわいいカメも、
でかくなると同時にどす黒くなり、持て余して近くの池や川に捨てられる。
未だに特定外来種として取り締まらず、こんな無責任な社会にした日本が悪いのだが。
昔は当たり前のようにいた在来種のクサガメ・イシガメが、
いつの間にかミシシッピアカミミガメにとって代わられた。
本来ならブラックバス同様、駆除の対象なのにである。
ブラックバスを鋭利な釣り針で釣って痛めつけ、キャッチ&リリースと騒ぐ馬鹿と同じ。
釣りの感触を楽しみたいなら釣堀で十分だろが。喰えよブラックバス
カメを保護して落書きを消すではなく、本来は駆除すべきカメだろうが。
カメに罪はない。悪いのは捨てた飼い主である。
こんな馬鹿ネタ、全国ニュースにしていれば飼うのを持て余しても、
殺すのが可哀想だからといって、捨てる馬鹿が余計増えるだろうが。
外来種に憐れみをかけるなら、生態系を崩された在来種にもかけんかい。
まったくもって無責任な本末転倒のアホニュース。
カメへの落書き「カメデス」は「カメdeath」にもみえ、
飼い主に見捨てられた時点で駆除される「死」ともとれる。
むしろ「むやみにカメを捨てるな」という警鐘と思ってもらいたい。


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