昨日までの寒さがウソのような陽気。ミクシーみてようやく気づいた。
もう「青春18」春の利用期間が始まっていたんだ。
なんだかここ数日の寒さで、全然意識していなかったけど、
考えてみれば３月に入って、もう10日も過ぎている。
ようやく本２冊の校了が終わったというのに、
４月発売の本もあって、あまり利用できそうにない状況に追い込まれつつある。
春の利用期間でのハードワークは避けたい。
やっぱりムリな仕事は断っておかねばなと大後悔。
今春は２冊（10日分）は消化して写真撮影をしようと考えていたのだが……。
でも、やっぱり「備えあれば憂いなし」で、
思い立った本日「青春18」を１冊購入してしまった。
これで利用期限の４月10日までに５日は「青春18」消化することになろう。
それにしても筒石駅の常備券の通販がなくなってしまったのは寂しい限りだ。
なぜ、すぐ出かける予定もないのに購入したかというと寝る鉄だから。
大体、僕の行動パターンはスタートが東中野か中野駅の始発で４時台。
当然、始発の時間帯に「青春18」は購入できないし、
起きてから出かけるというような悠長なことができず、
ほとんど徹夜明けで向かい、電車の中でひたすら寝る鉄して眠り続ける。
でも、一度笹子で誤降した以外は不思議と寝過ごしは少ない。
本能というか体内時刻表ともいうべき体内時計が覚えているのだろうか。
もちろん眠ってばかりでもないので目的地に着いたら写真も撮るし、スタンプとかも押す。
ちなみに撮影といっても鉄道ではなく、歴史頻度の高い史跡が中心。
版元から取材費がまともに出ない昨今、こういう先行投資や取材は必要不可欠。
１日2300円で広範囲移動できる「青春18」は、錬金術師の僕にとって宝の山。
もちろん、申請して無料で写真を借りることもあるけど、
これって実は手続きが結構めんどくさかったりする。とくに教育委員会などは。
だから写真は借りたり、撮ってきてもらうより、自分の脚で極力撮っておきたい。
そっちのほうが本づくりが楽しいが、完全に仕事と化していて、はたから観れば正直おもしろくない。
博物館とかでも図録買うだけで、まともに見学したことないし、趣味は仕事にしないほうがいい。
限られた時間での撮影は予め場所を調べておかないといけないので、
調べものをしているともう始発の時間なんてことも。
もっとも時間制限があるので取りこぼしもしょっちゅうだが。
いつもデスクばかりなので、こういうふと旅立つのは楽しいよね。
どんなに辛いことがあっても、旅先で写真を撮っているときは忘れられるし。
さて、今春はどこへ出かけようかな。
願わくば三連休パスとの併用で北海道だったが、どうやらこれはムリかな。
