任天堂栄えて本屋潰れる

久々に橋場先生のブログから気になった話題です。
東京旭屋書店の銀座店と水道橋店が閉鎖を決めたというニュースです。
そういえば僕が社会人の頃に最も頻繁に利用した芳林堂書店の池袋店も、
2003年12月31日で閉店となりました。生活が新宿圏に移ってから、
利用することもありませんでしたが。各階でジャンル別に分かれていて便利だったのと、
最上階に喫茶店があったのも懐かしい話。もう4年以上前の話になります。


詳しい記事はこちらを読んでいただくとして、
新刊を買うお金があったらゲームを買うとか。
いえ、僕もゲームから派生した人間ですのでゲームを否定するわけではありませんが。
そういえば任天堂DSすらまだ購入していません。ドラクエ9が出るまでは……。
でもこういう情勢に対し、辛辣なご意見としてはごもっともというものもあり、
多数の支持を得ているものを引用します。


「出版業界の方が変わらなすぎでしょ。
実際の本より割安な価格で電子ブックデータを提供すべき。
自分から時代に合わせず、世間を嘆くなど盲目にもほどがある。」


そうなんです。一番困っているのは出版界では世代交代が未だ行われないこと。
民間企業ですらPC使えなければリストラなのに、
いまだに机でお絵かきしている耄碌世代が幅を利かせています。
しかも、自分は高給とって下請けに殺人的な低報酬でやらせるからタチが悪い。
まあ、「○○の会」など謳っている連中もロクでもないものばかり。
二次会の酒飲みで上記の嘆きばかりつぶやく老体ばかりで、いい加減飽き飽きします。
本当ならデジタルに強い若い世代を出版界に取り込んでいかなくていけないときなのに。
で、もって本の制作期間も短くなり、コストもかけられないから、
古い本の焼き直しや、ネット情報からのパクリでは買う気もしないのはたしか。
G社のようにものすごくクオリティの高い本をつくっているとこもありますが、
結局、これもディアゴなどに2匹、3匹のドジョウでパクラレてゆきます。
最近ではそのパクリネタとなり、おトク感があり、
マニアックなキ○ガイ本復権してきているわけです。
しかし、この本を現在の制作コストでまともにつくるのは不可能。
たぶん、それは採算を度外視した制作者のモチベーションによって保たれているのでしょう。
多少の余裕ができたとはいえ、やはり家なき子のshugoroでは不可能な話。
うまくデジタルに投資・対応できる方が生き残っていくのでしょう。
そうだ! ゲームクリエイターになろう。
まったくもってアホな発想に過ぎませんが……。
最近はこの泥沼から脱却しようと、どうもこんなことばかり模索しています。


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