ホワイトデーとはいえ、別に無縁の世界で淡々と仕事しています。
徹夜明けの打ち合わせで半日をつぶしたあとも雑用三昧。
いえ、余裕あれば都営地下鉄スタンプ落ち穂でもしたかったのですが。
テレビ見て食事するのは厳禁という家族もいますが、
せめて食事の時間くらいはということで、最近はまっているのが
You Tubeの「トムとジェリー」です。もうほとんど観てしまいましたが、
名古屋テレビでは30分三本立てで何度も再放送され、
とくに真ん中のドルーピーやクマ、オオカミなどの出てくる番組が好きでした。
ところが今回は趣向を変えてポパイの番組を見たらビックリ！
戦時中につくられた番組でしょう。
「POPEYE the SAILOR in "Your a Sap Mr. Jap」
というタイトルのモノクロアニメがあり、大日本帝国の旗が掲げられた戦艦に
中国人と区別つかないメガネで出っ歯の下品に描かれたジャップが登場。
「peace（平和）」をうたいながら、ポパイを騙し討ち。
これって明らかに真珠湾の「リメンバー・パール・ハーバー」の皮肉。
しかし、ポパイは沈められても海中でなぜかホウレン草を食べて
パワーアップし、ジャップをやっつけ戦艦を壊すというストーリーです。
しかもボロイ戦艦は「メイド・イン・ジャパン」とされ、
最後はガソリンを飲んでポパイに突撃する日本人って「神風特攻隊」のことか。
日本でも人気のポパイが反日教育に使われているとは……。
国内では放送できない内容だったのでしょう。
それにしても「トムとジェリー」に出てくる中国人は、
傘をかぶり前で両手を合わせている清国風のキャラばかり。
いざ日本人といってもよくわかっていないような描き方です。でも、強烈でした。
