悔やまれる四国取材の挫折

7月もあとわずか。青春18と誕生月に利用できる
バースデイきっぷとの併用で四国取材を計画していたのだが、
つまらぬ仕事に振り回され、断念する羽目に陥ってしまった。
いや当初は29日までに終わらせ、30日に「青春18」で四国入りすれば、
7月31日〜8月2日にバースデイきっぷが利用できたのに、この逃した魚は大きい。
バースデイきっぷは1万円で3日間、四国のJR線と土佐くろしお鉄道が乗り放題。
しかも特急のグリーン車まで利用できるのだからこんなおトクなフリーきっぷはない。
しかし、「青春18」との併用で考えれば、7月20日以降しか計画が立てられなくなり、
うち四国への往復に2日使うことを考えれば丸5日は要する。
ただし、本年は姫路開催もあったので、これもオプションで取材することを考えていた。
そういえば昨年も同じ計画があったのだが、強制立退に伴う引越しに忙殺され、
結局は行けなくなってしまったのである。
そのため今年は別件の仕事を実質上、辞退していたのだが、
この仕事を請けたがために失敗してしまった。
当初、「このシーズンは取材があるから編集はできない」と断ったのだが、
結局、先割でもないのでライティング専念というわけにはいかず、
写真や原稿構成案まで要求され、地図作成の負担が減ったにすぎなかった。
やはり独りでやっていると仕事のキャパには限界があり、
これが編集ともなると、余計な雑用ばかりが増えてしまう。年齢的な衰えも否めない。
馬鹿馬鹿しい仕事。コストは安くてそのくせ入金は半年後という遅さ。
しかも先に起こった問題までも先送りにされている。
こんなことならやはり自らの企画で裁量権をもつ仕事のほうが
よほど効率はよいし、単価ももっとマシなものになっていたはずだ。
もちろん食べるためには仕事はしなくてはいけない。
しかし、独りになった現在、やれる仕事・やれない仕事の見極めが必要になってきた。
これで四国取材は1年先送りになってしまうが、
来年の7月は事務所の更新もあるので、
それまでに移転するのか、現状維持するのかも考えなくてはいけない。
2年で引越しというのは正直したくないのだが、駅からの立地が悪すぎる。
もっとも東京暮らしもいつまで続くかわからないが……。


【人気blogランキングへ】