ここんところ時間が逆転してしまい、午前中が死んで半日を無駄に費やしています。
この日も某大手のクソ原稿を頼まれて徹夜になってしまいました。
格安の取材なしでウィキとマピオンなどネットで調べて書けという乱暴な仕事です。
某大手でこれですから……もうページ単価も末期症状になってしまい、
ウィキ原稿が氾濫しています。これはＫ岩御大も云っていますが、
もうここまでコスト減が著しいと、書き手のほうもモチベーションがあがらないということでしょう。
まぁ、そこまで書く技量は落ちていませんが。
校閲部のほうもウィキウィキとギャーギャー騒ぐくらいなら自分で直せといいたいです。
どうせ無記名で著作権が無視されたクソ原稿ですからね。
あととうとう十和田観光電鉄の廃止が決定してしまいましたね。
2012年３月いっぱいだそうです。かつての鉄道事業法では廃止届から１年後でしたが、
事業法の改正で前倒しが可能となり、決定から半年というスピード廃止です。
これでは改善や引き受け先の猶予もなく終わりそうですね。
そういうshugoroさんは10月23日に往復してくる予定です。
そんな話題はさておき、10月10日に東京競馬場（冒頭写真）で
交流重賞のマイルＣＳ南部杯が行われたので、2009年５月３日以来の２年半ぶりに行ってきました。
しかし、本当は朝早起きして三鷹の龍源寺なども取材するつもりだったのに、
寝坊して出遅れました。東京競馬場へのアクセスは以前は京王でしたが、
今回は武蔵境で西武多摩川線に乗り換え、終着の是政で下車し、途中ポイントを撮影しながら向かいます。
今回どうしても撮影したかったのは下河原線の東京競馬場前駅跡です。
この線は国分寺から分岐していた中央本線の支線でしたが、
昭和48年（1973）４月の武蔵野線開業で役目を譲って旅客営業を廃止。
貨物も３年後の昭和51年（1976）９月20日に廃止されました。
むろん、この当時に東京など来たこともないため未乗のままでしたが、
この廃線跡は緑道の遊歩道として整備されています。
しかし、駅跡を示す記念碑はなく、唯一電子ごっこの像（写真左）が駅のあった場所ということで、
結構探し歩き回りました。この撮影が終わり東京競馬場入りしたときは、すでに13時を回っていました。
しかもフリーパスの日とかで入場無料。この入場料だけでも岩手に還元すればいいのにと思いつつ。
しかし、さすがは東京競馬場。ＧＩの集客力は抜群で、この日の入場は５万9475人。
南部杯の売上は70億2941万6200円で、昨年の14倍だったそうです。
全レース払戻金に５％上乗せの効果もありましょうが、
この上乗せ分も岩手に還元してあげればいいのに……。
はっきりいって荒尾程度の赤字額など、ＪＲＡが腰を上げれば簡単に救えると思ったのは僕だけでしょうか？
で、ＪＲＡは岩手にどれだけ還元してくれるのか早く発表してほしいものです。
東京競馬場では大井と福山で一緒だったＢＥＴＴＹさんはじめ、
７月13日の大井・ＪＤＤでも一緒だった競馬仲間数名とも再会。
馬券は４レース買って２勝２敗。南部杯は馬連と馬単をＧＥＴしましたが、３連単は獲り損ねました。
しかし、悲しい出来事もありました。昨年の岩手三冠馬ロックハンドスター（写真中央）は、
スタートして100ｍほど走ったところで右上腕骨を骨折し、残念ながら予後不良となってしまいました。
東京のダート1600ｍはコース上の問題があって、芝に発走地点が置かれ、
最初の150ｍは芝を走らなくてはならず、ロックハンドスターは、
芝とダートの切れ目に驚いてジャンプしてしまったそうです。
このコース形態はやはりいろいろと問題がありますね。
ロックハンドスターは名の通り「ロック＝岩」「ハンド＝手」「スター＝星」で、
「岩手の星」であったのに、こういう残念な結果に終わってしまうとは……ご冥福をお祈りします。
最終レース終了後、カクテルフェアでナリタブライアンの名のついたカクテルを飲み、
オケラ街道ではＫ岩御大も誘って参加者６名で閉店過ぎまで野外で宴会。
野外宴会にはちょうどよい季節だったのではないでしょうか。
帰りは府中駅まで歩き、ラーメン通のＢＥＴＴＹさんおすすめの
「改ＫＡＩ」の味玉煮干らーめん830円（写真右）を食しました。
煮干系塩ラーメンですが、これまでに食したこと独特の味で(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ
しかし、このあとＪＲ府中本町駅まで戻りＪＲで帰ったので、
中野までの帰路も手伝って脚が痛くなってしまいました。
運動不足なのか、歩きすぎたのか、どっちかわかりませんが。
あと合流前に寄った東京競馬場内にあるＪＲＡ競馬博物館のスタンプも
一新されていて収穫でした。ただ、やはり売行がよくないのか、
館内のターフィーショップが閉店し、待合所になっていたのはショックでしたが。
