県や市の温度差

久しぶりに鉄道ネタでも書きます。
マイミクのTまさやすさんの情報から知ったけど、
来月12日より明知鉄道では急行「大正ロマン号」を運転、
なんと食堂車も連結するという。恵那〜明智で50分ほどの所要時間だが、
なかなか画期的なチャレンジである。
また、ダイヤ改正から、駅前に温泉施設のある花白が花白温泉に改称するという。
これは僕が92年に取材に行ったときからすでにあった施設で、
このときも広報の人に「温泉駅にすべきですよね」と話していたが、
ようやく実現に至った模様。ずいぶん年がかかってしまったが、喜ばしいことである。
同鉄道は昨年から全駅にもスタンプを設置するなどの試みがみられ、
ぜひともこの企画も成功させてほしい。
願わくば土日限定でもいいからフリーきっぷの通年発売である。
一方、同じ県内の樽見鉄道も2年間の存続支援が決まった。
しかし、明知のような具体的な話題はなく、
なんか問題が先送りされている感じがしないでもない。
2008年度の1日平均輸送密度は明知が631人、樽見が628人。
ほとんど同じようなものなのに、どうして旧美濃国内(岐阜県)で、
東濃と西濃でこうもマイレール意識に温度差があるのか。
樽見鉄道だって淡墨桜があるのだから、
食堂車を走らせればよいはずだし。『へうげもの』で話題になっていいはずの、
織部駅だって道の駅併設以外何もアイデアがない。
さらに旧美濃国には中濃エリアの長良川鉄道もあるが、
こちらは路線が長いだけあって1日平均輸送密度が458人(2008年度)。
もっと深刻なはずだが、沈黙を守って具体的な話題は出てこない。
いったいどうなっているんだろうか?


ところ変わって旧摂津国兵庫県神戸市)の話題。
JRの和田岬線は「まちづくり」という名目、
本音は神戸市営地下鉄の赤字解消のため、廃止へと動いているが、
一方でまやびゅーラインのケーブルは存続が決定したとか。
これも同じ神戸市なのに、温度差がありますね。
あっそうか同じ神戸でも標高が違うから当たり前か。
ちなみに、まやビューラインは未乗です。


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