『江』第5回「本能寺の変」

大河ドラマというのは主人公を無理矢理、事件に絡ませようとするあまり、
時折、思考回路が停止してしまうこともありますが、
もうこれは『お江劇場』というより『お江の大冒険』といったほうが早く、
西遊記』の孫悟空並みの機動力をもつお江様に脱帽させられます。
前回のタイトルからすぐに「本能寺の変」が始まるものと思っていましたが、
乗馬の練習を始める江。そこに家康からの手紙が届き、
江は家康とともに京へ向かうことになります。ないない絶対!
で、信長は光秀にあとを託すあまりにツンデレとなり、
丹波を召し上げるは、謀叛でも起こしてみるかと挑発。
なんで信長は自分より年上の光秀にあとを託さねばならないの???
で、5月28日には京都で家康と会う江ですが、
なぜかすぐに信長には会わず、家康とともに堺へ出かけます。
そして堺に滞在している時に本能寺の変が起こる。
やはり身内には何かの知らせが来るようで、
天下布武の印は割れるわ、信長お気に入りの茶碗にヒビが入るわで、
本能寺の変で衆寡敵せず信長は自害を覚悟。
ここで江は必殺技の幽体離脱が炸裂! 生きているのに信長の前に現れます。
で、夢の中で胸騒ぎがして目覚める江。
江が翌朝、このことを家康に告げると、家康が本国に帰ることを決意。
なんとあの神君伊賀越えにまで同行してしまう江。
これは未来で家康の三男・秀忠を娶るための伏線なのでしょうか?
で、馬に乗ってうまく操縦できないところを地侍に襲われるが、
やはり不思議な超能力をもつ織田一族。
今度は伯父の信長が江を助けにきて、いつの間にか馬に乗れるようになる江。
ここで伯父の死を知り、泣きながら馬を駆ける江。
あなたダービージョッキーになれますよ。
なんか次回の予告編も見ましたが、またまた江が大暴れしそうですね。
頑張れ江! もう歴史ドラマとして観なければ、これは楽しいです!


あと桐野作人先生の『膏肓記』も併せてお読みください。


史跡紀行では京都市中京区の本能寺跡と現在の本能寺、
二条殿址、下京区の大雲院の信長・信忠の碑などが紹介されました。
信忠の自害した二条殿址は行きそびれましたが、
本能寺跡と本能寺は行っています。ただ本堂は改装中でした。
今回は本能寺跡と現在の本能寺にある信長公廟をUPします。


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