さようなら旅ジャーナリスト会議

shugoro2010-06-23

本日は昨日の埋め合わせで外食はせず、消費したのはバナナ97円のみ。
これも明日また別件で散財するからですが、
付き合いや娯楽で消費が多いとどこかで節約せねばならず、こうなります。
ここで書くのも変かもしれませんが、
2005年1月に入会した旅ジャーナリスト会議を6月21日をもって退会いたしました。
5年5カ月ですから、ずいぶん長いですね。
もっともどん行会は1992年入会でもう18年も会員ですが。
すでにこのブログでも何度も書いてきたことですが、
無償のボランティアベースには限界があり、さまざまな弊害を生むばかりか、
モチベーションも維持できなくなります。
ずっと僕は法人化と有償化を求めてきましたが、いっこうに改善されませんでした。
それでも2007年1月から2009年9月24日まで無償でWEBの管理をしてきました。
そして結論に達したのは、有償化・法人化する体力がないなら、
せめて「会員に無償でムリさせない」だったわけです。
もちろん、会というのは当然会員の入れ替わりが激しいものですから、
すべての会員を引き止めることはできません。
方向性の違いや年会費が払えず自動退会という形もあったと思います。
しかし、これまで自発的に無償でことを行い、
他の会員の協力を得られず、結局辞めていった人も多くいます。
こういう方々は結局、「一人相撲」になってしまい、
馬鹿をみて心が荒むということを悟ったからです。
他の会では「互いにムリしない」という方針のところが多いのはそのためだと思います。
結局、無償なら誰かが自発的にことを起こしても、
他の人には関心も得られず、めんどくさいことは誰だってやりたくないということでした。
ましてやこの不況下ですから、わざわざ仕事に支障をきたしてまで博愛馬鹿やらないでしょう。
せっかくの友情が会にいたばかりに引き裂かれたケースも目の当たりにしています。
だから、こういう会は年会費を払ったら、余計な首を突っ込むべきではなかったのですが、
もはや、その年会費が自分に見合うものとは思えなくなりました。


いま自分を『三国志』の人物に例えると、袁紹の軍師だった田豊でしょう。
もちろん僕は阿斗ですので、知力を換算すると100のうち10ぐらいしかありません。
しかし、田豊のように剛直な性格が災いしたのだと思います。
ボランティアを美徳と思って、まともな進言をしても受け入れてもらえない。
ジュンイクのように先見の明があれば、見切りをつけさっさと曹操陣営に投じたでしょう。
冒頭写真は昔懐かしいナムコのTVゲーム『三国志〜中原の覇者』に登場した田豊です。
最期まで袁紹陣営に残り、逢紀の讒言で自害させられた悲劇の軍師。
そのためかこのゲームでは袁紹に対する忠誠度が99になっています。
袁紹でプレイして中原を統一すると、最後に登場するのが田豊でした。
このナマズ顔が好きで、他の君主でプレイしても必ず捕虜で捕まえていましたね。
残念ながら僕はそこまで会に対する忠誠はありませんでしたが、
まぁ、会にいて年会費をおさめていれば口は出したくなるもの。
だから、退会して外部から見守ろうという結論に達しました。
もちろん会員の皆さんとは今でも友達です。さようなら旅ジャーナリスト会議


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