またかよ〜トホホ

shugoro2009-05-29

本日も午後から飯田橋で打ち合わせのため作業中断。
おまけにトラブル電話の処理していたら、
結局、実際に仕事に取り掛かるのが夕方以降になってしまった。いかんなぁ〜。
体調不良もあったが、最初の予定(計画)より1週遅れになっている。
この紙面で宣言したい。急に入った鉄道の原稿は今日中に仕上げるぞぉ〜。
うおおおおおお!!!!って誰かさんのパクリ?


そんなわけで原稿作成に必要な資料・大型時刻表6月号を「ライフ」で購入。
ついでに昨日発売になった『鉄道絶景の旅』(集英社の創刊号も買う。
相変わらず創刊号だけ安いから惰性で買うという阿斗な癖は治らない。
静岡でテスト販売したあとで全国発売になったようだが、
テスト販売で工作員が動いただろうな。フフフ……
目玉の付録は昭和35年(1960)の国鉄職員が使っていたという鉄道路線図。
もはやこの付録だけで買わせようとする手段は食玩と変わらんぞぉ〜。
おまけに定期購読を申し込んだ方にはブルートレインヘッドマーク
缶コースター6種プレゼントという物量作戦に出ている。
でも、本の中身は相変わらず食玩の申し訳ないようについているガムやラムネみたいなもの。
2003年刊行の『週刊鉄道の旅』(講談社)や2006年刊行の『にっぽん列島鉄道紀行』(JTB)と
ほとんど変わっていない。つまり進歩がまったくないわけだ。
2年前にも「殺された鉄道雑誌」で書いたが、鉄道系だから手堅いという理由だけでつくっている。
まだ、マニアックなつくりで通してくれるならマシだが、
どうしても余分なグルメや名所などをビジュアルで入れるからダメになる。
そんなもの見たところで、この本を持って出かけようとする読者は皆無だからだ。
地図もひどいトレース。こんな地図で目的地にはたどりつけない。
史跡など地元の人はあまり関心ないので、聞いてもわからないことが多いのだ。
どうもこの手の本で途中下車をうたい、名所やグルメを入れようとすると亀裂が生じる。
完全に紹介しているわけでなく、持ちネタ写真だけで構成することになるからだ。
本当に実用性あるものにするなら地図をもっと充実させ、
鉄子歴女まで開拓するなら、きちんとトイレマップまで作れっちゅうの!
途中下車にならないガイドなんて必要ない。
以前、制作した『全国終着駅と盲腸線の旅』(人文社)でも反省する面があったが、
結局、終着駅から旅するのではなく、乗りつぶすのが目的である。
終着駅から旅しようなんて考える人はほとんどいない。
結局、列車やバスの本数が少なすぎて利用価値がないからだ。
だったら「クルマで訪ねる鉄道駅の旅」になってしまい、それはそれで悲しいけれど……。


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