松山取材記5

またまた出遅れた! 長かった松山取材も本日が最終日。
朝は6時に出て『道後村めぐり』の残りスタンプを押そうとしたのだが、
やはり出遅れて7時になってしまった。チェックアウト前に朝の散歩。
松山神社・常信寺・瀬戸風峠を押してスタンプめぐりは終了。
結局、30カ所中24カ所までしか押せなかった。
一番最後の瀬戸風峠は山道を往復3キロも歩いてネックだった。
やっと峠に着いたと思えば、峠の上は宅地造成中。ちょっとショック。
さすがに荷物が重すぎて使用した服やたまった書類、ノートパソコンまで、
しっかりガードして郵パックで送ってしまう。これで身軽になった。
本日も9時より大街道で打ち合わせ。これが終了したあと、
撮影用のみやげ物を買いに行ったら店がやっていない。
無駄足ついでに時間もなくなりタクシーで松山駅へ向かわざるを得なくなる。
ここからは電車の行程を記しておく。


松山1057→1101市坪1144→1148松山1220→(しおかぜ18号)→1428丸亀1619→1659高松
……高松港1740→(宇高国道フェリー)→1845宇野港……宇野1915→1948妹尾1956→
1903岡山2029→2154姫路


帰路はバスも予定していたが、30日約束の予定が5月7日に延びたので、
せっかく休日もはさむことだし、電車でのんびり帰ることにした。
まずは26日に行きそびれた市坪に寄ったあと、高松までの乗車券を購入。
松山〜丸亀は特急しおかぜに乗って途中下車。
昼食は丸亀到着寸前で購入したアンパンマン弁当1100円。
明らかな子ども向けで量は少ないが、お持ち帰りのできる弁当箱やアンパンマンの水筒がユニーク。

2時間の滞在のうちにレンタサイクルを借りて丸亀城へ向かう。
石垣の高さ日本一という丸亀城(写真左)。それだけでも収穫があったというもの。
しかし、城の撮影に時間をとられ、他の場所の撮影は断念して次の電車に乗り込む。
本来なら瀬戸大橋を経由したほうが安いのは重々承知だが、
どうしても乗っておきたいフェリーがあった。
高速道路1000円の影響で存続が危惧されている高松〜宇野間のフェリーである。
この区間は瀬戸大橋開通前は宇高連絡船で賑わったところで、
四国へのアクセスに何度か利用したものだ。とくにデッキで食すさぬきうどんが最高だった。
この航路は瀬戸大橋開通後も四国フェリー宇高国道フェリーが頑張っており、
瀬戸大橋の通行料が高かったので結構繁昌していたものだが、
今度の政策でいよいよやばくなってきた。
廃止が決定すればまた巡礼マニアでごった返すだろうから今のうちに乗っておく。
選んだのは出発が先立った宇高国道フェリーのほう。
しかし、これも高松城の撮影に気をとられ、ギリギリで乗船券も買わず飛び乗った。
それにしてもこのフェリーがここまで寂れてしまったとは思わなかった。
乗客は僕を含め16名。席取で猛ダッシュした頃の面影はまるでない。
自動車を載せる客も少なく、売店のおばちゃん一人が孤軍奮闘していた。
せっかくだからさぬきうどん350円を注文して食す。
夕食用に高松駅マリンライナー弁当1300円を購入しておいたのだが、
売店のおばちゃんの情けに負けて520円から450円に値引きしてくれた、
5色おにぎりも購入してしまう。こちらを宇野線内で夕食とし、
マリンライナー弁当は朝食におあずけ。
船内ではペットボトルのお茶やアイスを購入して少しでも売上げに協力。
しかし、行政の補助がなければマジでやばいことだけはたしかだ。
ちょうど夕暮れで日が沈む瀬戸の風景を堪能し、夕陽をランプの光に狙ってみた(写真右)
高松〜宇野の乗船料は片道たったの390円。なんと贅沢でスローな船旅であろうか。
宇野港についたときはもう真っ暗。駅舎の撮影はできなかったが、
なんとかギリギリ名古屋までの乗車券も買えたし、スタンプも押せてよかった。
時間があったので妹尾で途中下車してスタンプ押印。
岡山でもスタンプを押したあと、本日は姫路で旅を打ち切る。
山陽電鉄姫路駅でもスタンプをGETし、駅近くのカプセルインハワイ2800円で旅装を解く。
床についたのはもう午前近くであった。


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