青春18常備券と筒石駅(7月5日)

shugoro2008-07-07

7月に入り今夏も青春18きっぷの発売が始まりました。
有効期間は例年通り7月20日〜9月10日。
今回も必ず1冊(5日分)は使うことを見込み、
東中野へ買いに行こうとしたのですが、
ふと気づいたのは通称「赤紙」といわれる常備券の存在。
JR北陸本線筒石駅では通信販売も行っていると聞きましたので、
さっそく電話で問い合わせして購入しました。届いたのは7月5日です。
現金書留に買いたい冊数分をお金を入れ、返信用封筒には配達記録用290円分の切手を貼ればOK。
まあ、郵送料で830円余計にかかってしまいますが、希少なので入手する価値ありです。
最近は通販が多く、発売後すぐに品切れとなってしまいますからね。
筒石駅のような小さな駅では貴重な現金収入源となるのでしょう。
このブームにいい加減、硬券入場券も復活すべきなのですが。
僕が大学の頃はこの青春18もまだ常備券が多く、
上京してきたとき、上野駅で購入したらマルス発券だったので、
怒って払い戻ししてしまった記憶があります。
今回の通販で取り寄せた筒石駅はトンネルの中に駅があるモグラ駅で有名です。
一番最初に知ったのは、昭和56年(1981)8月の旅行でのこと。
このときは夜行急行のりくらで名古屋〜高岡〜富山〜糸魚川直江津〜長野〜名古屋と回りました。
一番最後に乗った特急しなのは振子式電車で酔って悲惨なことになりました。
当時の揺れはひどく、ディーゼルよりも悲惨な乗り物でしたからね。381系は。
その後、筒石駅を何度か通り過ぎたことがありましたが、
初めての下車は入場券をみると、昭和62年(1987)11月24日です。
このときはまだ駅のスタンプはありませんでした。
当時はまだ自活の身でないため、しょせんアルバイトで稼いでもたかがしれていたので、
入場券の購入はスタンプの有無に左右されていたのですが、
よくもまあ、筒石の入場券を購入したものです。
スタンプがなかったため入場券購入を見送った駅も多く、
いま思えば勿体無いことをしたものと後悔していますが。
しかし、その筒石駅も近年はスタンプが設置され、
さらに本年度にはJR西日本で全駅一新されたこともあって、
メモ用紙を同封してスタンプも送っていただきました。
もうあれから20年経っていますし、再訪したい駅ですね。


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