5年ぶりの蕎麦屋さん(9月23日)

昨日はめぞう氏の誘いで皆野町秩父満願の湯へ行きました。
皆野といえば2002年5月19日の『るるぶ埼玉2003』で取材した「そばよし乃」です。
4年前は熊谷→羽生→行田→パレオエクスプレス→三峰口→皆野→長瀞→寄居という
強行スケジュールでページを構成したのですが、
今回は秩父鉄道全駅のため取材班が何度も沿線を訪れており、
先週ドラえもんに撮影に行ってもらったのです。
皆野を取り上げるならこの店を紹介しないわけにはいかず、
落ち着いたら食べに行こうと考えていたところ、めぞうから誘いがあり、
土曜でようやく難航していた本の校了も終わりましたので、
一日休んで付き合うことにしたのです。
しかし、めぞうは雨男。雨に祟られたうえに、関越自動車道は渋滞で、
皆野に着いたのは13時過ぎでした。皆野駅裏にある「そばよし乃」は、
めぞうにもぜひすすめたいそば屋だったのですが、
何せ5年前の記憶ですから、ドラえもんが行ったときも、
「場所が違う」といわれ、駅裏を探したのですが、
とにかく入口に看板がなくて目立たないのです。
線路脇の砂利道から入ってようやくたどり着きました。
この店を知ったのは『るるぶ』の取材の際、この店という指示があったからなのですが、
これまでに食べた蕎麦の中では十指のひとつに入るうまさです。

ここのおすすめは写真の三色天盛り1500円です。
注文してから時間がかかるのは機械を使わない手打ちそばで、
天ぷらもオーダーがあってから揚げるのです。
お店は自宅の一部を改装したようなつくりですが、
たまたま僕とめぞうが行ったときは客が我々しかいなかったのでくつろげました。
デザートのおすすめは伊吹だんご450円(写真右)です。
お店に入ったとき4年ぶりの話をして、気さくな店の主人ともつい長話をしてしまいました。
皆野町商工会が発行する『皆野ふれあいの里ほのぼの散歩』までいただき恐縮です。
本当は皆野だけでも1日散策したいのですが時間がありません。
蕎麦を食したあとは秩父華厳の滝へ向かいます。
しかし、ここは山あいで土砂崩れがおきやすく、
道路も陥没していてクルマでも危険です。
滝までの道も足場は悪く、足を滑らせたらおだぶつなのですが、
一見の価値あるすばらしい滝でした。帰りに水潜寺に寄ったあと、
2002年に廃校になったという木造の日野沢小学校を見て、
秩父満願の湯へ行きました。この温泉自体はいいのですが、
人の多さに疲れるし、セキュリティの悪さは一考の余地があります。
皆野の町自体がいい雰囲気だけにこの温泉だけは非常に残念でした。
でも、やはり秩父鉄道で途中下車して町歩きしたいところ。
「そばよし乃」のご主人よりいただいた本を読むと、なおさら強くそう感じます。


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