ホリエモン復帰

といってもライブドア前社長堀江貴文氏のことではなく、
彼が所有していた高知競馬所属の馬です。12日のレースに出走予定です。
前に川崎で彼所有の馬が世間をはばかって競走除外になる事件もありました。
馬に罪はなく、堀江氏(5%所有)は1月下旬に馬主からはずれていたようです。
まあ時代の寵児といわれた人間のホリエモンさんもあっけなく崩壊しました。
彼に対しては賛否両論あるところですが、
「拝金主義」という実にわかりやすいところは評価してよかったと思います。
貧乏人やプータローに支持されたのは、ある意味歪んだ日本社会の構造が
生み出したものといえるでしょう。問題とされる少子化ニートの増加、
ゆとり教育といいながら、塾通いなどで教育費に莫大が費用がかかってしまう社会。
年功序列や年金制度、退職金制度の崩壊など
先の見えない社会を作り出してしまったのは一体誰だったのでしょう。
40代近くの知り合いが子ども2人つくれないのは養育費が捻出できないからです。
そういった人々がホリエモンを支持したのでしょう。
いわば社会保障制度の崩壊ですね。不透明な消費税の行方も見ても明らかです。
別に僕は支持していません。高崎競馬救済にしたって具体的な実例がなく、
高知競馬にしたって馬をもってきたことくらいしかなく、
「売名行為」といわれても仕方ないからです。
しかし、経済に明るいはずの人間が経済で失敗するとは、これ如何に……。
おそらく凡人には考えもつかないことなのでしょうね。
出た杭が打たれたのかもしれません。


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