神岡鉄道

いよいよ本日は今年11月限りで廃止される神岡鉄道へ。
尾張一宮ドラえもんと合流し、高山本線普通列車に乗って高山へ向かう。
高山までは3時間。これまで何度も乗った高山本線だが、
これほどまでに雪に恵まれたのは今回が初めて。
岐阜を出てから雪が降り続き、美濃太田ではすでに白銀の世界になっていた。
意外にも白川口で積雪が減ったが、飛騨路にさしかかると雪はさらに増え、
車窓に彩りを添える。景色にみとれているうちにあっという間に高山へ。
ここから濃飛バスで神岡に出る。とにかく市内から積雪が多く、バスの運行も大変な様子。
1時間30分ほどで雪に埋もれた飛騨神岡へ着き、タクシーを呼んで神岡鉱山前へ。

ここから終点の奥飛騨温泉口まで行き猪谷へ戻る。
神岡鉱山前〜奥飛騨温泉口は宴会用の車両に改造された「おくひだ2号」で運転。
すでに老朽化が激しく外見をみてガックリ。
下りは僕とドラえもんともう一人の3名しか乗っていなかったが、
終点の奥飛騨温泉口からはファンらしき人が数名乗り込んできた。
しかし、再び戻った神岡鉱山前で「おくひだ1号」に乗り換え。
大雪で直通運転ができない模様で、しかも雪のかたまりを走り抜けることができず、
構内で何度も加速をつけてチャレンジして発車にこぎつける。
はっきりいって保線が無茶苦茶である。脱線したらどうする気だったんだ。
猪谷から富山へ出てやはり2月限りでLRT化され、JRから分離される富山港線に乗る。
このローカル線に電車3両とは贅沢な設定であったが、
途中の無人化された駅舎が次々と取り壊されている様子をみると、
時代の流れとはいえ悲しいものがある。
富山港線のあとはドラえもん大糸線の旧色塗装のキハ52形を
撮りたいというので糸魚川まで一往復。はっきりいってデジカメの内蔵ストロボでは無理。
ドラえもんはここぞとばかりにもってきた三脚で撮影していた。
本日は富山駅前のビジネスホテル泊まり。
翌朝は富山駅に朝来る北陸・能登を撮りたいというのだが、
どうやら上越線越後湯沢〜石打間で普通列車が雪で脱線した模様。
やっぱり保線に問題ありとみる。


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