貧乏旅行術

すでに12月も半月を過ぎたというのに
年賀状はおろか冬休みの神岡鉄道のスケジュールも立てていない。
それとは別件で取材も1件入ったので、
青春18きっぷ」を2冊買うことになりそうだけど、
本当に利用期間中に8日間も使えるのだろうか?
昔、北海道の旅行プランで「青春18きっぷ」のほうが
周遊券」よりも費用がかかると書いた。
それもそのはず「周遊券」なら夜行列車を宿代わりにできるが、
青春18きっぷ」で乗れる「夜行快速」は地域が限定され、
実際は宿泊まりになるからだ。
また、今は亡き宮脇俊三先生も言っておられたように、
「時間と飲食代は比例する」
つまり普通列車だと、時間がかかるぶん飲食費がかさみ
これが結構馬鹿にならない。これを「宮脇俊三の法則」と僕は言っている。
しかし、世も不況なら交通費も節約せざるを得ない。
若い頃は駅寝もよくしたが、今は待合室が締め出されるし、もうそんな体力はない。
そこで宿代わりになるのが全国の健康ランドである。
もちろん深夜料金もとられるが3000円程度で、
お風呂も入れるのだから貧乏旅行の強い味方だ。
大阪の新今宮(愛隣地区)には1泊OKな1500〜2000円の宿もあるが、
これは地域が限定されてしまう。
だが、最近、漫画喫茶なるものが安くて仮眠室もあると聞いた。
店舗にもよるが『ゲラゲラ』などでは最大9時間1000円のところもあるようで
知り合いのてらこくんはこれにはまっているという。
もっとも漫画が多すぎると、読むのにはまって睡眠がとれなくなる危険性大。
まあ、漫喫泊まりも一度は体験したいものだが……。


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