やはりこういう時代に……

相変わらず生きぢごくでまともなぼろぐも書けなくなっていますが
本日はこんなニュースがありました。
【編集拠点、原宿から美濃に 出版社「エムエム・ブックス」】
自然派志向のライフスタイルを提案する雑誌「マーマーマガジン」を発行し、
東京・原宿を拠点にしてきた出版社「エムエム・ブックス」が先月、美濃市に移転した。
「和紙や古い町並みなどの文化にも魅力を感じた」と編集長の服部みれいさん(44)。
情報の中心地から離れた編集部の新たな挑戦が始まっている。
「私たちって、ローカリゼーションとか言っておきながら、
なんで山手線の中で仕事してるんだろうね」。
都心の一等地に構えたオフィスの中で、服部さんの頭に疑問が浮かんだ。
緑でいっぱいにした同社自慢のベランダ農園も、何だかむなしく感じられた。
 そんな意識が大きくなりだした一年ほど前に、夫で社長の福太郎さん(34)から
「東京を出よう」と持ち掛けられた。雑誌の存在が徐々に認知されてきた時期だった。
「二十四時間動き続けている東京の枠組みから離れたい」。そんな思いが高まり、
服部さんらは次の活動の舞台に美濃市を選んだ。
 美濃市には服部さんの父の実家があり、幼い日に来て山野で遊んだ記憶が鮮明に残っている。
「人も自然も本当に魅力的。ここに来るのに何の迷いもなかった」
 新しい編集部は、江戸時代の情緒が残る「うだつの上がる町並み」にある築九十年の元商店を借りた。
畳の部屋に机とパソコンが置かれた事務所。
正規スタッフは四人で、新天地での編集作業などに精を出している。
「東京はおしゃれすぎてしらけてしまう。その先にあるかっこよさを、
ここで読者に見せていきたい」と服部さん。今後は雑誌で紹介したグッズなどを販売する
コーナーも事務所に設けていく方針。「美濃の町の人たちと会って、
豊かに暮らす方法も教えてもらいたい」と笑顔を見せた(大野雄一郎/2015年4月15日中日新聞
<エムエム・ブックス> 2011年創立の出版社で、雑誌「マーマーマガジン」を
不定期に発行。部数は約2万部。編集長の服部みれいさんには「あたらしい自分になる本」
「なにかいいこと」などの著書もある。


もうこんな時代になりましたね。
ニュース見て「しまった先越された」なんて思いましたよ(笑)。
なんとか昨年末に郡上八幡葵の城を正式に開業したものの
その後は資金不足で未だに東京に釘付けにされている自分。
本当は今回の仕事も郡上で執筆に専念したかったのですが、
ひとつ問題があったのです。それはコピー機
現住所に移転する際にリースでなく購入してしまったのですが、
今回の仕事は図版が多くてコピー機なしではできず
カラーコピーをとればそれなりのコピー料金がかかってしまうものの
やはり即、PDF化できるのは使い勝手がよいのです。
でも、このコピー機を郡上に持っていくには
それなりの移動費用がかかるしメンテナンスもできなくなってしまう。
結局はいきぢごくにはまって、このことが解決せぬまま春休みが終わってしまったわけで……。
やはりこの出版社も東京での事務所代を考えれば
人口2万ちょっとの美濃市のほうが住みやすいのでしょう。
しかも最近は美濃和紙が世界遺産になって注目浴びているし。
それにネット環境さえあれば家賃の高い東京にいる必要もなくなってくる。
唯一の欠点はちびしじさんも嘆いていた
前日に中京(東京)スポーツが入手できないことぐらい。
2万部発行とは恐れ入りました。帰郷の折には一度訪問したいと考えています。


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