まだ実施していなかったのかよ!

ようやく5日連続して続いた出張校正も中1日休みがあったので、
締め切りが近づきつつある原稿を進めることができました。
と云っても引きこもりではこのぐらいの日常しかないわけで……。
それより本日はこんなニュースがありました。


【JRA給与「極めて高い」と行革相引き下げ要請】
 稲田行政改革相は19日の衆院予算委員会で、特殊法人日本中央競馬会(JRA)の
給与水準について「極めて高い」と述べ、担当の林農相に引き下げを求める意向を示した。
 JRAは2012年12月、当時の岡田克也副総理の要請で、
国家公務員の約1.45倍(12年度)だった水準を
18年末までに1.2倍台に抑える方針を決めたが、稲田氏は
「十分だとは考えていない」と指摘した(読売新聞 2月20日(木)11時42分配信)


JRAの話題が一般紙に掲載されるのも珍しいことですが、
驚いたのは、2012年まで売上げが下がり続け、
これまで賞金カットや功労馬への年金引き下げなどをやってきたのに、
職員に対してはこれまで給与引き下げを実施してなかったのかよと云いたくなりますね。
2012年に要請が出たのなら翌年にはもう引き下げあって然りですが、
18年末までにというのは随分と悠長な話。
そういえば昔、WINSのおばちゃんたちですら退職金が1000万出ると聞いたものですが、
本当にJRAの給与はいいです。しかし、給与を削減したぶんを
ファンに還元して控除率を引き下げるわけでもなければ、引退功労馬に回すわけでもない。
すでにJRAの下請けをやっている知り合いの方でも
報酬が減らされてジリ貧状態になっているのに、
職員の給与引き下げは実施していないとは……。
騎手や調教師など直接馬に携わり、常に危険が伴う職種は別として、
国家公務員より給与がいいJRAは本当に優良企業ですね。
就職したら馬券は買えなくなりますけど……。


【人気blogランキングへ】