なくなるものへの巡礼

shugoro2009-03-12

本日は資料をあさりに久々に神保町の古書街へ。
掘り出し物はあまりありませんでしたが、書泉グランデにスタンプ用紙が売っていたので、
結局、計6000円以上散財してしまいました。
帰りに某ブログで知った神田駅西口にある欧風カレーの店『ガヴィアル』へ。
移転のため3月19日をもって閉店となるので残り1週間の滑り込みです。
混雑を予想して時間をずらし、14時30分頃入店。
もともとキャパがないため、4人席の相席になったものの、
人は5名ほどでゆっくりとビーフーカレー1100円を食すことができました。

値段はやや高めの設定ですが、煮込んだビーフが大きめで(゚Д゚)馬〜!
辛口が好きなので甘口・中辛・辛口のうち辛口を注文したのですが、
香辛料がきいていて結構、舌にピリリとくる辛さでした。
常連らしき客が今後のことを尋ねた会話が自然に耳に入ってきたのですが、
移転先の候補は数カ所あがっているのですが、神田からは去るそうです。
あとで看板で知ったのですがエスプレッソコーヒーも有名なようでしたので、
注文し忘れたことを後悔しましたが、カレーだけでよしとしましょう。


帰りはJR経由で帰り、東京駅のさようならブルートレインの記念品売り場ものぞきましたが、
記念品買うのに長蛇の列で、1時間ほど待たされそうだったので早々と撤退しました。
なんていったって明日がもう富士・はやぶさの最終日ではないですが。
あの記念弁当は駅弁屋にたくさんおいてあるので購入できますが、
すでに食したのでそれもパス。代わりに懐かしの食堂車のビーフカレー&ハヤシライス1200円を購入。
レトルトでこれは高いだろうと思いつつ、明日にでも食そうと思います。
明日は巣鴨で打ち合わせのため、「ふじぶさ」を見送ることはできそうにありません。
惜しいけど、その時代に取り残されたものは亡くなる運命にあるのです。
この時期ですからブルトレの商品が氾濫していますね。
僕も雑誌に1本寄稿しましたが、どれも薄い内容ばかりで買う気にもなれません。
こういうときであるからこそ、後世に残るような資料製の高いものが求められるのですが。
帰りにレイルウェイマガジン『東京発ブルートレイン最終章』を購入。
これは時代の変遷ものっていて分かりやすいです。
僕なんか寝台車の種別がよく分からず、時刻表編集のときは苦労しましたが。


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