映画『レッドクリフ』

「思い立ったが吉日」ということで、11月1日から放映が始まった
映画『レッドクリフ』を観てきました。しかもその前に伸びた髪まで散発。
場所はたまに行く「シネマとしまえん」で21時30分からのレイトショーです。
さすが製作費100億円というジョン・ウー監督の大作。
戦いの場面など迫力が全然違います。関羽張飛趙雲もアクションシーンが豊富でした。
ちょっと京劇を意識した動きもありましたね。でも、あれでは阿斗は窒息死確実ですが。
劉備曹操孫権もこえまでとはちょっと違う役者でいい味出しています。
でも、魏の将は敵役だからでしょうか。紹介すら出てこない。
関羽張飛趙雲を引き立てたい気持ちは分かりますが、
あれでは魏のファンには不満が残るでしょう。
小喬役のリン・ツーリンさんは妖艶ですね。肖像みると台湾版藤原紀香みたいですが。
一番、出してほしくなかったのは甘興役の中村獅童。昔よりかはマシだけど、
いくら険しい表情したって仮想甘寧になどなれっこない大根。
せいぜい孫乾か、舌戦で孔明に言い負かされる呉の文官の一人ぐらいが適役でしょう。

それにしてもこの映画のプレビューということで三国志本が乱発し、
僕もそのなかの1冊『三国志武将百傑』(学習研究社)を制作しました。
まぁ、550円という安さなのでおトク感十分の初心者向けです。
もう少し詳しく知りたい方は右の拙著三国志人物事典』(新紀元社をどうそ!
こちらは正真正銘、日本・韓国・台湾の三国で読まれています。


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