中央線の終電帰り

脱稿、脱稿……毎度毎度締め切りの連続であった原稿ようやく終えました。
原稿書きながら編集作業なんて神様でもないのにできないっすよ。
ひと寝入りしたあと、出張校正でしたが、
やはり相手のいる仕事ですから、なかなか計画通りにことが運びません。
僕も締め切り1日ほど破ってしまったことはありましたし。
結局、地図の修正を待っていたら1時間遅れになってしまい、
夕食をとる間もなく五反田へ行き、校了紙つけて印刷所戻し。
しかし、まぁ編集部原稿というのは虚しいですな。
著名もないし、現場で100字とか、300字とか、字数合わせのキャプション書くし。
それでもなんとか山手線終電には間に合いました。
ふだんならホームで待っていればすぐに来るのに、
終夜で10分以上待たされるもんですから、ひと駅逆方向へ行き折り返しました。
青春18」の取材でも終電まで遅くなることはなかったのですが、
今回は新宿行1時1分、正真正銘の終電。
東中野到着は1時5分でした。はい、これでおしまいと行きたいところですが、
残念ながら他の締め切りがあって寝ずの作業。翌日にそのまま続きます。
これを読んでいる方で出版業界をめざしている方。
絶対に止めたほうがいいと思います。
僕も最初はそうでしたが、文章書きたいなんて思う人は、
これだけネットが普及し、ブログなどで発表する機会があるのだから、
本業は別の業種にして、趣味で文章書けばいいのです。
残業代なんてまずもらえません。だったら僕が大金持ちになっています……。
第一、商業用の文と紀行文みたいなものは全然次元が違うのです。
商業用だとデータ重視になってしまうので書けることなんてほとんどないっす。
しかも取材費出さないから写真は借りてなんてことになってくると、
コピペのウィキライターに成り下がります。これで時間を費やすのは人生の無駄。
むしろ休みはしっかり休んで、余暇で好きなところへ出掛けて写真撮り。
こんなことできたのは皮肉にも不況の頃でして。


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