屋台ラーメンの味

7月に入り脱稿したと思いきや、すぐに別の初校ゲラが出稿。
たまりにたまっていた日記や事務伝票整理などもあって、
あっという間に今週も終わってしまいました。
本日もジブリ映画の『猫の恩返し』をビデオに撮り忘れ、
初校ゲラを渡しに飯田橋へ出向いたのが22時です。
たまたま駅前に屋台のラーメンが3軒あったので、
一番客入りのよかった屋台でラーメン600円を食します。
その道30年以上を思わせる、かなり年配のじいさんがやっており、
やっぱり屋台のラーメンって飲んだあとの一杯という感じで、
塩気が多い屋台ラーメンの味でした。チャーシューは固くてイマイチ。
でも、なんとなく思い出した、あのラーメンの味でした。
屋台ではないけれど、僕の故郷南外山にも古い名鉄バスを改造したバスラーメンがありました。
このラーメン屋のおやじさんは、最初は春日井のほうで屋台をやっており、
その頃にもマツダ君のお父さんに二度ほど連れていってもらいました。
南外山にバスラーメンを構えたのは高校の頃だったと思います。
そうです。試験勉強の息抜きに夜独りで食べに行き、
保健体育で優秀な成績を残してしまったあのラーメン屋さんです。
若い頃は新陳代謝も高かったため、夜食でも全然太らなかったものですが。
とくに土曜の夜になると満男くんやマツダくんなど、
みんなでバスラーメンを食いに行くことが多かったものです。
ラーメン以外にも1本50円で食せる味噌鍋におでんを煮込んだドテ鍋も好きでした。
大学入学後は故郷を離れてしまったので食す機会は減ったのですが、
それでも帰省するたびにマツダ君や満男君を誘って行ったものです。
自衛隊の官舎の前にあったので、結構客入りはよかったと思いますが、
その後、92年頃には閉店してしまったようです。
やはりバスラーメンの弱点は耐久性でしょうか。
その後、バスをもう1台購入して、新しいバスで営業していましたが、
しょせんは野ざらしに近い状態ですから、すぐに朽ちていくのです。
南外山で営業していたのは大体10年程度でバス2台。
減価償却がそれほどよかったとは思えません。
でも、あのバス内のボックスシートは僕らの憩いの場でした。
いま思えばそれほど美味いラーメンでもなかったのですが、
飯田橋の屋台はそんなラーメンの味を思い出させてくれる懐かしい味でした。
≪追伸≫
新生銀行またもふさげたことをしてくれました。
最初は振込手数料タダが無制限だったのですが、いつの間にか月5回までと制限。
それも2007年11月からは月3回に減らされました。
しかし、あれから1年も経たないうちに7月1日から月1回に!
ふざけんな! そんなことケチって経費の削減になるとでもいうのか。
もっと根本的なことを見直せっちゅうの!
で、200万預けている人は従来の月5回とは貧乏人いじめもいいとこ。
残念ながらこういうことをするとジャパンネット銀行などに客をもっていかれることを
知らないようで。本当にオマヌケさんだこと。


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