旭川競馬もなくなるぞ!

戦後処理といいますか、長期取材のあとは前にも書いたように、
写真から資料、領収書の整理などでバタバタ。
おまけに事務整理をしていたらもう14時過ぎ。
研修生を雇っても地獄からは簡単に解放されません。
なんとか原稿1本は書き上げたものの、すでに次のレイアウトが来て、
また次の原稿を書かねばなりません。ひたすらひたすら。
こんなつまらない話題を書いていても仕方ないので今度は北への話を。
先日の九州取材は学生時代以来の20年ぶりだったのですが、
九州へ行っている間に11日をもって本年度の旭川開催が終了してしまいました。
旭川はすでに昨年でばんえいが撤退し、岩見沢も北見も行けずに終わってしまいましたが、
今度はホッカイドウ競馬旭川開催を2008年度をもって撤退すると報じ、
ついに旭川競馬もなくなってしまう日が近づいてまいりました。
生産者たちの支援があるとはいえ、莫大な赤字をかかえるホッカイドウですから、
ばんえい無き現在、旭川も時間の問題とは思っていました。
ついでにいうとばんえい帯広もいつまでもつか心配です。
しかし、旭川旭山動物園はあれだけ入園者を集めているというのに、
旭川は無駄なナイター設備まで投資しながら撤退ですか。
大体あんな辺境の地にある競馬場など、クルマでもない限り、
ナイター開催では旭川市街にしか戻れないでしょう。
しかも10月までナイター開催なんかしたって、北海道では寒くて風邪引きます。
いや、九州でひいた風邪がまだ治らないのに。
盛岡競馬場といい、バブル期に踊って大盤振る舞いしたツケなのですが。
ホッカイドウ競馬が生き残るにはやはり札幌と門別の開催に絞るしかないのですが、
同じナイターをやるにしても、市街にある札幌のほうがずっと需要があったでしょうに。
でも、肝心の札幌開催もレースがダートの1000mと1700mだけでは、
レースに面白みがまったくありません。
主催者はこのことをどう考えているのでしょうかね。
北海道のほうは馬産地の取材で最後に行ったのが2003年。
バブルもはじけて取材費も出ないんでは簡単には行けませんが、
嗚呼、来年こそは函館・札幌・旭川を制覇したいです。
門別だけは1998年に行きましたが……。


【人気blogランキングへ】