三冠牝馬スティルインラブ死去

03年に桜花賞オークス秋華賞牝馬3冠を制した
スティルインラブ(牝7)が2日午前7時、
小腸の腸重積のため、繋養先の北海道日高町下河辺牧場で死去しました。
同馬は7月25日に腹痛を起こし、小腸ねん転と診断され、
開腹手術がされましたが、28日に再発し2度目の手術。
その後、順調に回復してましたが、1日20時頃に三たび腹痛を起こし、
2度の手術の体力低下もあって、残念ながら永眠したそうです。
03年というと、男性誌『E★ONNA』の雑誌制作に携わっていた頃で、
キャッチで「Still in Love」なんてキャッチをつけたこともありました。
でも、アドマイヤグルーヴ派だったので、あまり馬券は買っていませんでした。
結局、重賞はGI3勝のみで、エリザベス女王杯で2着に敗れたあと、
すぐに引退をすればよかったのですが、引き際を誤った馬でした。
牡馬混合のGIならともかく、GIIIのローカル重賞や牝馬限定戦でも
勝てないのは、牝馬三冠の称号をすっかり色褪せさせてしまいました。
アドマイヤグルーヴ古馬になっても活躍し、
有終の美を飾ったのとは対照的でした。
それでも牝馬三冠の偉業は称えるべきでしょう。
結局、キングカメハメハとの初仔(牡)しか残せなかったのが残念でなりません。ご冥福をお祈りします。


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