まぎらわしい重賞表記

本日、JRAは国内開催の競馬で外国馬が出走できない重賞のG(グレード)
表記を「Jpn」に変更すると発表しました。 
今年から日本が国際セリ名簿基準委員会が定める国際ランクで
「パートI国」に昇格したためで、国際統一表記でグレードを表す「G」は
国内馬だけのレースでは使用できなくなったそうです。
これにより中央の重賞121レースのうち、GI22R中12R、
GⅡ34R中16R、GⅢ65R中31RしかGの表記ができなくなり、
他はそれそれJpnI・Ⅱ・Ⅲの表記になるそうです。ややこしい。
最近、とみに気になっていたのはこの「国際」表記です。
だが、実際は国際の表記があっても外国在籍の馬なんて皆無だし、
札幌、函館、小倉は検疫厩舎がないから「国際」ではないとか。
意味あんのかね。この表記。そうしたら統一交流重賞などはどうなるの?
検疫厩舎がないからやはりJpnか。たぶんこれは種牡馬選定にも大きく影響しそう。
ただでさえ意味のないGIがJpnI2つ分に値するとか、
JpnIしか勝ってないから種牡馬になれず肉なんてことにならなければよいが。
もっとも統一交流GIもあまり意味がなかったことはたしかですが……。


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