公私混同はいけません

知り合いがこのたび転職することになったのですが、
前の会社社長は辞める社員に投資したくなかったのでしょうか?
賃金の不完全不払でもめることになってしまったのです。
たかだか数万程度の額をオシム監督なのでしょうか?
もめている時間のほうがもったいないと思うのですが。
この不払に対し、社会保険労務士まで持ち出してきたようですが、
本来、社労士というのは雇用保険や健康保険・厚生年金などの
社会保険に加入手続を行ったり、就業規則労務管理相談にのったりする仕事。
そのへんの雇用保険などはまったく加入していないのに、
なぜ、ここだけ社労士を持ち出すのでしょうかね。
たしかに経営者になって雇用手続きをするのは大変なことです。
しかし、社員とするなら本来、そのへんのことはしっかりしなくてはいけません。
知り合いは国民健康保険すら支払できず、病院にも行けないとは辛い。
たしかに月20万程度の給料でも保険料は相当高くなりますから。
僕も過去に何人も社員やアルバイトが辞めていきましたが、
いくら個人的にむかついても、給料の不払などしたことはありません。
僕も逆に某出版社から感情で報酬を減らされたり、不払されたりしているからです。
ミホノブルボンの調教師だった故・戸山為夫先生は、
自分が若いときに不条理な先輩のイジメにあいましたが、
後輩には絶対にそんなことをしなかったことを、自分の著書に記しています。
だから、小島貞博調教師のようなすばらしい人物が育ったのでしょう。
その小島貞師も現在、娘婿の田嶋翔騎手を育てているのです。
≪追悼≫
アンバーシャダイ(牡30)がアロースタッドで放牧先の事故(右前脚骨折)により死去。
現役時は通算成績34戦11勝。81有馬記念、83天皇賞・春のGIはじめ、
81目黒記念・秋、82・83AJCCを制した。
種牡馬としては91年宝塚記念(GI)を勝ったメジロライアンを筆頭に、
カミノクレッセレインボーアンバー・アンバーライオン・カネトシガバナー
ベストタイアップ・エアジョーダンなど16頭のJRA重賞勝ち馬を出した。
02年に種牡馬を引退し余生を送っていた。ご冥福をお祈り申し上げます。


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