中央道で事故

雨で困ってしまう毎日ですが、中央自動車道では多重衝突の事故で、
トラックなど21台が絡み4人が死亡する事故が起きました。
場所は長野県阿智村駒場。この地名を聞いてピンとくる方は相当な歴史通。
そうです武田信玄終焉の地です。信玄が三方ヶ原で徳川家康を撃破し、
京をめざして進軍中に病気が悪化して故郷の甲斐に戻る途中の
元亀4年(1573)4月に享年53歳で亡くなりました。
死因は野田城包囲中に狙撃されたとも、労咳だったともいわれますが、
定かではありません。知り合いのカメラマン氏は、
「信玄公のたたり」と云っていますが、この付近は高速道路として急なカーブで、
事故が多発する危険地帯となっています。
そういえば天下分け目の戦いが行われた関ヶ原も積雪が多く、
名神高速道路でも事故多発地帯となっていますが、
何かこういった因縁めいたものが関係しているのかもしれません。
新幹線や高速を走っていると、時折見かけます静かな山里。
しかし、住んでいる山里の人からみれば、長城のように続くコンクリートの道。
しかもインターもなく、ただの通過点にされる地域にとっては、
景観が失われかつ騒音などの公害もあって迷惑至極な話でしょう。
いくら隠居しても、こんな中途半端なところに住みたいとは思いませんから。


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