昨年はなかなか決まらなかった大河ドラマですが
本日2008年度の大河ドラマの発表がありました。
幕末の大奥を描いた『篤姫』。徳川家定正室で薩摩島津家から嫁いだものの、
23歳で未亡人となり、家茂正室の和宮との対立、そして和解。
最後は徳川家の安泰に尽力した人物です。
原作は宮尾登美子『天璋院篤姫（てんしょういんあつひめ）』（講談社文庫）で
脚本はＮＨＫ連続小説『さくら』を手がけた田渕久美子だそうです。
僕的には幕末→鎌倉→戦国→戦国と来てたので次は幕末とにらみ、
東郷平八郎をやるのかと思っていましたが、意外なところできました。
まあ大奥人気を狙ってのことでしょうが、大奥でもう一度ドラマやらないと、
人気的には少々辛い気がします。もっとも主役演じる女優によって、
視聴率は大きく左右されること間違いないですが……。
大奥シリーズは恥ずかしながら全部見ておらず、松下由樹の春日局だけは
ずっと見ていましたが、他のシリーズはストーリーも役者も陳腐で
見続ける気がしませんでした。しかしまた『義経』に続いて
原作宮尾登美子にするのも何だか……。
風林火山も由布姫役が加藤あいでなく柴本幸でファンを失望させましたが、
信玄正室も池脇千鶴でトホホです。どうみても嫉妬深い女を演じられるとは思えません。
それよりも増して困っているのは取材箇所。
江戸が中心となるとはいえ、篤姫故郷は本土最南端の鹿児島県指宿です。
高校の修学旅行や大学での九州旅行以来となりますが遠い。
いっそのことブルートレイン「はやぶさ」で行きたいが時間もないし。
