先生、上田を嘆く!

昨晩、長野県上田市で教鞭をとっておられる大学教授の先生から
お電話があり、自分の住んでいるところを嘆いておりました。
先生は博士課程までは東京にいたそうですが、
就職のため故郷の上田に移られて数年。
「東京恋しく」と上田暮らしを嘆いていました。
でも、上田といえば15万都市で長野新幹線も通り、
自然も観光資源も豊富な立派な町で、さらに別所温泉もあり、
トンカツ、鯉コク、おやきなどうまいものがたくさんあります。
上田で仕事先がないのならともかく、僕としてはうらやましい限りです。
こんな東京のような都会で満員電車で動き回る毎日を送るより、
田舎の観光協会で観光ガイドおよびパンフレット製作の仕事が、
もしあるならすぐにでも移住したい気分です。
そちらのほうが文章書きの感性も高まると思いますし……。
先生は小学校の頃、東京から長野へ引越し、田舎に嘆いたといいますが、
僕からみたらもったいないと思います。
山や川、野で遊べるなんて子どもにとって幸せなことではありませんか。
すでに僕の住んでいた愛知県小牧市は都市化の波に押され、
小学3年の頃にはメダカが絶滅しましたから。
川の汚染度は当時も現在もそうは変わらないと思いますが、
魚をはじめとする水辺の生き物が消えてしまうのは、
結局は護岸工事で生き物が住めない環境を作り出していることです。
現在でも代わり映えのしない里山風景でも、
川をのぞくと魚がほとんど生息していないケースも多々あります。
コンクリートで固められてしまっては、
水がたとえきれいでも住めなくなってしまうものなのです。
確かにこうなってしまうと中途半端な田舎で僕の住めるところではありません。
先生もそのあたりを憂い、嘆いておられるのかもしれません。
春先に取材で上田に行けたら自然環境も観察したいと思います。
【追伸】
ブログランキングをはじめて、いつも気になるのは順位。
22時現在で競馬で701位から482位に急浮上! おおっ!


【人気blogランキングへ】