桃花台新交通が廃止

我が地元の桃花台新交通がついに今秋に廃止!
開業が平成3年(1991)年3月なので
わずか15年足らずで経営が成り立たなくなったわけだ。
線路跡はどうするのだろうか。高架撤去は費用がかかるだろうし。
それにしても地下鉄上飯田平安通の開通が平成15年(2003)3月で
新交通開業から名古屋直通まで12年もかかっている。
おかげで桃花台の住民は中央線の高蔵寺か春日井にバスで
さっさと抜けてしまう羽目に陥った。
当初の計画通り高蔵寺まで延伸していれば、まだ何とかなったのに
実に無駄な投資をさせた愛知県と小牧市にも責任はあるだろう。
鉄道が開通したあとも沿線開発や鉄道にともなう企画イベントがあるわけでもなく
経営努力をしてきたとは到底思えない。
強いて評価するならば思い切った値下げだけであろう。
値下げしなければもっと客足は遠のいたと思うが。
それにしても住民も身勝手だ。
これまで大して利用もしていないのに廃止と聞くと反対運動をする。
桃花台はもともと緑と桃畑の多い丘陵だった。
それを無理な都市計画で山を削りニュータウンにしてしまったのだ。
天下のご意見番川島令三先生ならどういう対策を練ってくれるだろうか?
せめて展望のよさを活かしてビール列車や花見列車を
走らせる発想くらいは欲しかった。


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