JRAが岩手への支援金拠出額発表!

まずはお詫びから。川崎競馬秋祭りのため録画に頼った今週の『江』でしたが、
またも失敗して砂の嵐になっていました( ̄▽ ̄;)!!ガーン
テレビもほとんど観ないのですが、まだ地デジの扱いに慣れていないようです。
ということで土曜の再放送を観るまで17日は空白の歯抜けといたします。


そして17日には先週の東京競馬場で開催されたマイルCS南部杯での支援金拠出が発表されました。
岩手県5億円岩手県競馬組合へは3億5147万810円南部杯の売上5%相当)、
そして優勝馬トランセンドの馬主・前田幸治氏からは優勝賞金の一部1000万円が寄付されました。
そこには先日行った馬仲間たちの馬券も含まれていることでしょう。
そういう意味では、さすが巨大企業JRAの底力といえましょう。
しかし、この日も入場無料のフリーパスにしたり、
全レースの払戻金に売上の5%相当額を上乗せしたりと一貫性のない方策でした。
むろん、こういうファンサービスは大切なことだし、
これが当日の入場者増に間接的につながったことは事実です。
しかし、この日は岩手競馬支援の目的であったことを考えれば、
入場料の一部や売上の5%はファンにばらまくのでなく、
岩手競馬に還元してあげるべきだったのではないでしょうか?
南部杯は南関からの参戦馬もなく、メンバー的には中央のGIIレベルでしたが、
参戦してくれた昨年の岩手三冠馬ロックハンドスターが報われません。
ファンも岩手競馬を支援する目的で訪れています。
そしてこの救いの手をなぜ荒尾競馬にも向けられないのでしょうか?
廃止発表される半年前に荒尾競馬組合が自分のフトコロを削ってまで
被災地に義援金を送っていた事実を知らないのでしょうか?
荒尾競馬の累積赤字は13億6000万円だそうですが、
これも有馬記念の売上5%をあててくれれば、
売上の落ちた昨年でも388億5499万3200円ですから、
この5%でも19億4274万9660円となり、十分荒尾は救えておつりもきます。
しかも荒尾競馬支援競走をうたえば、社会的貢献の意味合いも含め売上も伸びるでしょう
荒尾は佐賀とともにJRA転入馬の受け皿であり、
荒尾の廃止は佐賀ばかりでなく、九州の馬産地にも影響をおよぼします。
当然それは馬主にも影響が出てレースもつまらなくなり、負のジレンマに陥ってゆくだけです。
そういう意味での将来への展望はJRAにはないのでしょうか?
しかもJRAは来年の2012年度の日程では、
有馬記念の翌日にも開催をするそうで、一体何を考えているのでしょう?
有馬記念翌日の中山なんて、かえって閑古鳥風景が観られそうで、
それはそれで逆に興味深きことではありますが。


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