『天災と復興の日本史』

shugoro2011-06-28

ここへ来て引越しが足踏み状態になっています。
先日も事務所探しに行ったのですが、駅近はなかなか見つからず、
1件案内してもらったのですがイマイチ。
どこかに妥協点は見出さねばならない状況なのですが、
今回は引越しに際して、移転補償のため同じ不動産屋で契約せざるを得ず、
これが自分の気に入った物件を見つけることができない足枷になっています。
部屋自体はいいのですが、やはり駅から遠いのがネックです。
あとは移転費用の補償にからんでくるのですが、
生活していくうえで不便をきたしそうなのが辛いです。
明日は本の発送作業もあるので、早めに企画書もつくっておかねばならないのですが。


話題は変わって昨日、外川先生から冒頭写真の本をご恵贈いただきました。
『天災と復興の日本史』(外川淳著/東洋経済新報社
B6判 1575円 購入はこちら
つい最近、東日本大震災という未曾有の惨事がありましたが、
こちらは天災史というべき古代の天長出羽地震、鎌倉地震
天正地震、慶長伏見地震、寛文高田地震、宝永富士山大噴火、天明浅間山大噴火、
島原大変、善光寺地震安政江戸地震磐梯山大噴火、濃尾地震、明治三陸津波
関東大震災までを扱い、その災害にあったとき、
時の為政者はどのように対処し、復興を成し遂げたかという
斬新な切り口で歴史を分析・検証します。
著者は「禍転じて福となす」の諺のように、
逆にこういった天災こそ復興の好機ととらえています。
またいつ何時起こるかもしれない天災に対する
対策のヒントが見出せる1冊ともいえましょう。
本書は復興支援のために書かれたもので、著者印税の1割は、
東日本大震災復興への寄付金として宮城県亘理町に寄付されるそうです。
被災地支援にもなるので、ぜひご購読をおすすめします。


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