『坂の上の雲』第5回「留学生」

29日と更新が逆転してしまいましたが、これから「青春18」で出かける前に、
やっと録画を観ましたのでコメントを簡略化して書きます。
しかし、先に視聴率を知ったのですが第5回は12.9%まで落ち込んでしまうとは……。
これは福山龍馬も本当に気を引き締めていかないとまずいんでないでしょうか?
とくに幕末物は苦戦しますからね。NHKとしては1968年の『竜馬がゆく』以来のリベンジですが、
このときも視聴率は相当苦戦しています。
話はそれましたが今回の話題。日清から日露までの10年の狭間なので、
やたら人間模様が多かったですね。真之と律、広瀬武夫とロシア娘のアリアズナほか。
いや『天地人』よりずっとストーリーはおもしろいはずなんですが、
やはり今のご時世だと戦国なら何でもOKなのでしょうか?
まぁ、幕末は思想が入るから僕でもかなり混乱しますし。
でも、閔妃とかインディアンの話とか結構パンドラの箱を開けていましたね。
リアランス・インディアンって民族浄化じゃん!
また伊藤博文がロシアとの開戦を終始反対していたり、
インディアンの話から日英同盟に発展させたりする背景は関心させられました。
子規のほうも香川さんが17キロ減量したとかで役者魂が生々しいです。
あとおかしかったのは水虫かいてる真之。これは『秋山真之伝』にある逸話ですが、
こんなものまでドラマで採用しているところがおかしい。
ということで2009年の『坂の上の雲』は5回でおしまい。
あとは2010年11月まで約1年待たねばなりません。
やはり1時間30分という番組が視聴率で苦戦するのでしょうか。
それとも年末の企画番組にもっていかれてしまうのでしょうか。
やっぱ3年越しという番組設定もまずかった気がします。
もっとも今回のは玄人が感心するコアなつくりだったので、
逆にミーハーな知識の浅いファン層には抵抗があったのかもしれませんね。
最後は子規庵(内部は撮影禁止のため外観のみ)と子規庵のスタンプで締めくくりたいと思います。

≪追伸≫
本日はエルフの忘年会があり、その前に晦日で閉店する『時代屋』巡礼。
閉店巡礼マニアでついストラップを購入し売上げに協力する。
しかし、品は思ったほど売れ残っていた印象。
時間が空いてしまったので、御茶ノ水からそのまま本郷まで歩く。
嗚呼、忘年会という響きについつい飲みすぎてしまった。
というより飲みなれない身体のため、アルコールの吸収がふだんよりすごかったのかもしれない。
帰りは寝過ごしてしまい、中野まで行って引き返す。
で、もって心地よく眠っていたら先輩の電話で起こされ、目が冴えて眠れなくなってしまった。


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