吉永正人師逝去

急遽、号外のため11日の日記を翌日に移しました。
三冠馬ミスターシービーの主戦騎手で、現調教師の吉永正人師が亡くなりました。
享年65。吉永師は61年に松山吉三郎師のもとでデビュー。
モンテプリンスミスターシービーモンテファストなどでGIを制覇し、
通算2753戦461勝(重賞37勝)の成績を残しました。
86年に騎手を引退したので、92年から競馬にはまった僕は残念ながら、
現役時代の雄姿を見ることはありませんでした。
吉田みほのマンガネタで「マイクを向けても話さない」というオチが記憶に残っています。
元妻は作家の吉永みち子氏で、母親は違いますが長男には現JRA騎手の
吉永護騎手(美浦・フリー)がいます。
89年に調教師免許を取得し、調教師での成績は通算3586戦199勝。
200勝まであと1勝というところでの急逝でした。
重賞は98年中山大障害・秋を制したビクトリーアップだけですが、
本年度のひまわり賞(2歳OP)を制したコウセイカズコもいたので、
まだまだこれからの活躍が期待できる調教師でした。
所属馬は吉三郎師の息子である松山康久師に引き継がれますが、
ぜひ吉永厩舎にいた馬たちが活躍してくれることを願いつつ、
また息子の吉永騎手も早く初重賞制覇を成し遂げることを願いつつ、
ご冥福をお祈り申し上げます。


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