北陸新幹線が開業初日からガラガラとかで話題になっているようですが、
元々そこまで需要がなかったのでしょうか。
東北・秋田新幹線の「はやぶさ」「はやて」「こまち」のように
全車指定席にして、立席特急券とか邪道な売り方されても困りますが。
第一、2022年開業予定の九州新幹線（長崎ルート）なんか
在来線特急の「みどり」自由席ですらガラガラだったのに、
開業してどうやって赤字補填をするつもりなのでしょうか。
津軽海峡線の「青春18」で利用できる蟹田〜木古内すら
自由席で立った試しがないのに北海道新幹線の新函館開業も然りです。
さて、北陸新幹線開業でしなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、
ＩＲいしかわ鉄道にそれぞれ分離された旧信越本線・北陸本線ですが、
しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、ＩＲいしかわ鉄道は
開業からスタンプを更新するなど乗客誘致に積極的な姿勢がみられます。
「青春18」では一部の特例区間しか利用できませんが、
４社のフリーきっぷでぜひ一度全駅集めたい気分にかられます。
それでは４社のフリーきっぷはどうなのか考察したいと思います。
まず長野〜妙高高原間のしなの鉄道北しなの線ですが
北しなの線フリーきっぷ1000円を通年発売。
正規運賃片道830円なので往復割引率は39.8％です。
そしてえちごトキめき鉄道ですが妙高高原〜市振間がフリー区間で
平成27年３月16日〜平成27年９月27日の土休日限定ながら
トキめきホリデーパス1000円（２日間有効）を発売。
これは正規運賃片道1660円なので往復割引率70％とかなりおトクといえるでしょう。
ＩＲいしかわ鉄道は土休日限定で金沢〜倶利伽羅間がフリー区間となる
ＩＲいしかわ一日フリーきっぷ500円を発売。正規運賃片道360円で往復割引率30.6％。
まだ暫定開業的な感じで区間も短いのですが、
無人駅の倶利伽羅にもスタンプが設置されるという情報が入っており
管理上の心配もあるので早目に押しに行きたいところです。
ところで今回後手に回っているのがあいの風とやま鉄道。
スタンプも他３社のように開業時に間に合わなかったようでＧＷ頃の設置予定とか。
そして開業記念１日フリーきっぷ1500円が発売されていますが
発売期間が平成27年3月14日〜平成27年5月6日、
利用期間が平成27年3月14日〜平成28年3月31日と極めて買い辛いのです。
フリー区間は石動〜越中宮崎間で正規運賃片道1660円なので往復割引率は54.8％。
ふと思ったのはえちごトキめき鉄道もＩＲいしかわ鉄道も県境がフリー区間に入っておらず、
越中宮崎〜市振、石動〜倶利伽羅間がいずれも別料金になってしまいます。
元々乗客の流動からいって県境区間は入れなかったのかもしれませんが
電車は直通で運転するにもかかわらず何かと不便を生じます。
またフリーきっぷの発売駅はやはり有人駅に限られるため、
通しで乗って買い求める場合は、その下車する駅で精算購入ができるのでしょうか？
どのみち、あいの風とやま鉄道は期間中にフリーきっぷ購入が叶わないので
やはり北陸３社の共通フリーきっぷが欲しいところですね。
本日の木之前葵ちゃん。
１Ｒラブセレナード３着（１番人気）複勝100円アタリ
一鞍入魂もあって１番人気に押し出されましたが、
残念ながら不良馬場で追い出しがきかず３着に。馬券もはずれてしまいました。
