『龍馬伝』第16回「勝麟太郎」

千葉道場で剣術の稽古をつけている佐那のところに龍馬が訪ねてくる。
4年も待ち続けた佐那ちゃんが健気でかわいい。
しかし、龍馬は自分の野心剥き出しで、佐那のことはほったらかし。嗚呼なんという酷さ。
今回は松平春嶽、次いで勝麟太郎(海舟)に会う件。
剣術指南をつとめる佐那の兄・重太郎を介して会うというストーリーの進め方がうまい。
そして春嶽に会うときはあとから定吉も登場した。
で、今回の勝との邂逅。史実の勝とは少し違う気がするが、
武田鉄矢の江戸弁がなんか金八先生のキャラとかぶっていてこれは笑えた。
よく勝の『氷川清話』から龍馬が勝を斬りに来て、諭して弟子になったというのは採用されなかったが、
最初の面会では×をたくさんつけられ、弟子を断られてしまう。
代わりに先に近藤長次郎が勝の門弟になっている。
ここで攘夷派の武市半平太平井収二郎岡田以蔵を連れて勝のもとを訪れる展開。
将軍の上洛をうながし、断ると以蔵が斬ろうとするが勝に止められる。
これってあとで勝の護衛を引き受ける以蔵への伏線でしょうか。
しかし、武市に会ったあと勝は再び龍馬を呼びつけ弟子にする。
日本を守るために富国強兵するという発想に感嘆し、
龍馬は勝が太平洋を横断した咸臨丸を見にいく。
「黒船じゃー」とはしゃぎ、「日本人じゃー」と喜ぶ龍馬がいいですね。
なにげに今回は視聴率も20%超えたようでめでたし・めでたしです。


史跡紀行では墨田区勝海舟像、牛嶋神社跡碑、妙見山別院、港区の勝海舟邸跡などが紹介されました。
牛嶋神社跡碑、妙見山別院は未訪ですが、勝海舟像と邸跡は何度も足を運んでいます。
今回は上田氏提供の勝海舟像と赤坂の勝海舟邸跡をUPします。

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