『龍馬伝』第14回「お尋ね者龍馬」

敦賀駅前のビジネスホテルでも途中から観ていましたが、
7日午前様で帰宅してから、録画を再び観ましたので更新します。
セカンドステージのはじまりですが、12回で視聴率20%切ってからというもの、
低迷が続いていますね。ドラマ自体は決して悪くないですが。
オープニングは明治15年(1882)の横浜。取材で語る弥太郎が20年前を回顧。
ここでようやく武田鉄矢勝海舟が登場。似合わねー。
やっぱ金八先生は『JIN』の緒方洪庵のほうがよかった。
吉田東洋暗殺で武市半平太が実権を掌握して藩主を担いで上洛。
一方の東洋門下の弥太郎などは失脚しながらも、
東洋暗殺犯を探すため、井上佐市郎とともに大坂に進出します。
大坂では溝渕広之丞沢村惣之丞が鉢合わせ。脱藩と脱糞のボケは志村けんかよー。
また、弥太郎も大坂で龍馬と鉢合わせ。
龍馬は井上左市郎の追手に囲まれますが、軽くあしらい弥太郎には「土佐へ帰れ」といいます。
一方で溝渕を通じて半平太にも会う龍馬。
意見が対立しながらも、実家の坂本家を救うなど半平太との関係もつながっているようです。
でも、今回の主役はやはり岡田以蔵でしょう。
半平太の門下でありながら学がないため、相手にされずヤケ酒をあおる。
そこを半平太がうまくたらしこんで、井上の暗殺を暗にほのめかす。
そういえば薩摩の田中新兵衛も半平太と義兄弟の契りを結んでおり、
こういう人たらしは得意技だったかもしれません。
本当はもっと無骨なイメージの以蔵ですが、佐藤健演じる以蔵はなんか純真なイメージ。
で、井上の暗殺で初めて人を殺めてしまった以蔵の複雑な心境がうまく描かれていました。
このあと以蔵は殺人剣をふるい続けるのですが、憎めないキャラとしてはよい人選でしょう。
個人的には本間精一郎暗殺なども観たいのですか。
あと桐野作人先生の『膏肓記』も併せてお読みください。


史跡紀行では高知市武市半平太旧宅と横堀公園の道場跡、
須崎市横浪半島武市半平太像などが紹介されました。
本当は岡田以蔵ゆかりの地を紹介してほしかったんですけどねー。
こちらは昨年9月に取材した場所で、記憶も新しいです。
仁井田の旧宅は私有地なので宅内は見学できませんが、
隣接して瑞山神社と半平太夫妻の墓、ミニ資料館などがあります。
横浪半島黒潮ラインに立つ半平太の像はなかなか凛々しい像ですが、
周辺は閉店した休憩所や荒れ果てた公園などがあって寂しい限りです。
横堀公園の道場跡は第11回でUPしてしまったので、
今回は半平太の旧宅と半平太像をUPします。残念ながら今回のスタンプはありません。

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