この日にまず名古屋へ行って都市銀行での手続きをすませてから
午後になってようやく郡上八幡葵の城に戻って来ました。
美濃太田駅の松茸の釜飯がついた冬のながてつ釜飯きっぷ2700円に食指が動きましたが、
結局は手おけちらし1000円の購入だけに止めました。
こういう企画きっぷを売っても、車両はオールロングシートの500形では
一般には駅弁なんて食べる気がしないでしょうが。
長良川鉄道はもう少し知恵を絞り、利用客に対する配慮が必要かと思われます。
あまり湿っぽい話ばかり続いて恐縮ですが葬儀の追記を。
喪主にならなかったので、そのぶんは負担軽減できましたが、
悪しき慣習というか、葬儀費用というのは家計を圧迫する惨事です。
一応、退職金共済もかけていましたが、これではまったく足しにはなりませんでした。
ひと昔前の好景気時ならともかく、景気が悪化して収入が激減しているのだから
高騰する葬儀費用は時代にそぐわず、もっと簡素化していくべきでしょう。
ただ、費用がかかるとはいえ、平安会館の手際のよさにはいたく感動しました。
いきなり喪主となる兄にとって、まったくわからないことだらけでしたが、
まだ30代と思われる方がすべてうまく手配してくれました。
祖母のときは助六を大量に余らせてしまい
僕がたくさん持ち帰って食事にあてた記憶があります。
東京と違い、こちらには通夜のあとに出るお清めの食事はありませんが、
今回もこういう食事費用は極力おさえようと、
精進おとしの分が不足しないようにし、万が一、不足が出た場合は
朝食を精進おとしに転用するため、朝はコンビニのおにぎりになってしまいましたが、
結局、朝食(写真左)はドタキャンもあって5膳も残ってしまい
1食だけは自分の腹におさめたが、3膳は無駄に終わってしまいました。
それでも1食5000円もかかる精進おとしの余りはなくなったのですが。
それにしてもこういう食事の配膳まで担当者が行い
最後は祭壇をつくって、好物の柿まで用意して供えてくれる配慮は見事です。
同じ小牧の別の葬儀会館は評判が悪く、競争社会で敗北してるとか。
それとは対照的にひどいのが祖母の負の遺産となった講中である。
あえて宗派は伏せるが、社会的にも何度も問題を起こしているところで
こいつらは葬儀を金儲け手段としか考えない輩でタチが悪すぎる。
今回も父の葬儀に対し、喪主に「受戒しなくてはいけない」と云い出し、
「強制はしない」とか云いながらも無言の圧力をかけてくる。
信教が悪いとは云わないが、これは本人の意志によるもので強制すべきではない。
母の懇願でやむなくこちらも受戒させられたが、
悲しい葬儀は一気に怒りへと変わってしまった。
こいつら葬儀や講の時だけ、顔を出すハイエナ連中だからだ。
かつては貧しい暮らしを助け合い、生活の中心にお寺があった。
子どもの頃は講というのが家でよくあり、賑やかだったのは知っているが、
現在はもう地縁も血縁もバラバラになっていて絶滅崩壊寸前である。
この講でも昔、雪舟事件を起こしたのでよく思っていないのだ。
雪舟とは室町時代に水墨画家で名を残した禅僧であるが、
冒頭写真の総社駅前にある像のように
子どもの頃、絵ばかり描いていたので柱に縛り付けたら
脚と涙を使ってネズミを描いたという逸話でも有名である。
小学生低学年の頃、祖母がお土産として、この逸話をもとにした郷土玩具の雪舟人形を買って来た。
愛くるしい表情をしており、僕はこれが気に入ってテレビの上に飾っていたが
この講のとき、馬鹿ドモが「雪舟はウチの宗派ではない」と言い出し
この人形は表に出せなくなってしまった。これが雪舟事件である。
こういうおかしな宗派だから、余計に現代に受け入れなくなるわけだ。
ぐじょおでも町のルールはあり、やなかこみちの清掃や
野中稲荷の供え物などがあるが、これは町の景観を損ねないためのものであり、
別に野中稲荷に供え物をしたからといって信仰は自由意志によるものである。
もう車優先社会で変わり果てた小牧市南外山は景観ひとつ守ることができず、
金を集めるとか、ノルマのため信徒を増やすとか卑しい集団に成り下がった。
葬儀のあとのビッシリ詰まった講のスケジュールをみても
よほどの暇人か大金持ちでない限り、続けられるわけがない。
それでも最近は少しは簡略化されたともいうが。
父の生前から「とっとと故郷の家など売り払って郡上に移住してしまえ!」
と云い続けたのは、こういう悪しき慣習からの脱却もあったからである。
本日の木之前葵ちゃん
4Rチリトテチン4着(3番人気)
7Rエガオデコタエテ7着ブービー(7番人気)
2鞍騎乗でしたが本日も馬券に絡めませんでした。
やはりホームの名古屋開催のときに新人研修に重なってしまったのは痛手。
先週のまぃーごは5勝で、明日以降の笠松開催は騎乗がないので
今週でさらに差が開くときつくなってしまいます。
それでも最後まで望みを捨てるなテンシ!