ＧＷ明けとはいえ、昨日に引き続きの仕事三昧です。
本日入っていたインタビュー取材が、どうやら依頼先が日付を間違えていたようで
結局、こちらの取材はＮＧとなってしまいましたが、
先にやらねばならぬ仕事もあっててんてこまいです。
賞金的に大丈夫だと思っていましたが、本日の出馬表発表で
フミノ軍団としては２年ぶりのＧＩ挑戦。
そうです、フミノムーンがＮＨＫマイルＣに挑みます。
これまで６戦３勝で、１番人気だったファルコンＳは４着に敗れたものの
マーガレットＳを勝ち、賞金を加算して出走にこぎつけました。
父アドマイヤムーン、母フミノシンデレラ（母父サンダーガルチ）で
フミノ自家生産馬がＧＩに出走すること自体凄いことなのです。
それではこれまでのフミノムーンの勇姿をとくとご覧ください。
まずは2014年10月25日の新馬戦ですが、このときは９番人気の低評価を覆す快勝。
あのブチコ様や若駒Ｓ２着のストーンウェアなどと対戦しての勝利なので期待を集めます。
しかし、次走はクラシックを見据えて黄菊賞出走も３番人気の４着。
本当はデイリー杯使って欲しかったんですけどね〜。
朝日杯ＦＳはエントリーするも１勝馬では除外。
３戦目はマイルに戻った千両賞で２番人気でしたが駄騎乗で６着に敗れます。
こうして年明け緒戦のなずな賞は１ハロン短縮して１番人気でした。
これは勝浦騎手乗り替わりでしたが、内で脚をためた好騎乗でした。
なんかこのまま勝浦続投でいってほしい気もしましたが
同厩舎アルマワイオリの主戦なので、ここは代打だったのでしょう。
晴れてオープン馬となったフミノムーンはついに重賞のファルコンＳに駒を進めます。
混戦でしたが前走の強い勝ちっぷりから１番人気に押し出されました。
これはダメ騎乗でした。道中折り合いを欠いていますし、
直線でもヨレヨレになってしまい４着敗退。
こ・こ・これでは賞金的にＮＨＫマイルＣに出走できない。
トライアルのニュージーランドＴで除外になってしまってはあとがなくなるし、
ここで起死回生のマーガレットＳを選びます。
ここでは３番人気まで落としていましたが、
ウチでじっと我慢しての好騎乗で不良馬場をものともしない横綱相撲。
これで重馬場適性も◎とし、雨にも強いことが証明されたのです。
1400ｍが適距離と思われているのは人気の盲点になるでしょう。
当日は雨が降ってほしいものですが、天気予報は晴後曇で
良馬場での勝負になりそうですが、道中じっと内で脚をためられれば勝機はありましょう。
ただ、安定味はなさそうなので勝つか凡走かの両極端になりそうですが。
それでも、馬主歴40年以上の谷オーナーの悲願達成がかかっています。
社台の高額な良血馬ばかり独占では競馬の面白味も欠けるというもの。
当日は開門から冒頭写真の横断幕を貼りに出かけますので
みなさんもフミノ祭を楽しみましょう。しかも、この日は10ＲブリリアントＳに
ミホノブルボンの故郷ファニーフレンズファーム生産馬ドコフクカゼ（岩田）が
最終の日吉特別にはフミノファルコンがルメール騎手を配して挑みます。
この10〜12Ｒの三コロ大作戦で一攫千金を狙いたいところです。そればかりか、
５月９日（土）京都６Ｒにはフミノミニスター（藤岡康）、
そして５月10日（日）京都６Ｒにはフミノインパルス（太宰）と
フミノ軍団が大攻勢をかけます。全頭勝利といきたいところですが、
それよりも全頭無事でゴール板に戻ってきて欲しい。
２年前の悲劇を目の当たりにしているだけに、それが一番の願いです。
