大正村浪漫亭が2月末で閉店

shugoro2015-03-03

本日も先割と原稿作成でバテてしまい、肝心の打ち合わせは明日になってしまいました。
もう3月に入り青春18の季節なのですが、このままだと2冊消化できないかも知れず
早目に取材に出かけておかないと、後半になればなるほど慌しくなりそうで
本当に悩ましいです。本日も大した話題がないので少し前になりますが、
2月をもって岐阜県恵那市明智町の大正村浪漫亭(冒頭写真)が閉店になったそうです。
小島貞博厩舎応援WEBも2月をもって終了し、
競馬界も8人のJRA調教師が定年で引退しましたが、
こちらのニュースは2月27日付の岐阜新聞で知りました。


恵那市の大正村浪漫亭、清算へ 経営不振、あす閉店】
恵那市明智町の観光スポット日本大正村の中心的施設でレストラン兼土産物販売店
日本大正村浪漫亭」が売り上げ減少に伴う経営不振により、今月末で営業を停止することが
26日、分かった。運営する第三セクター大正ロマン株式会社」(成瀬郁夫社長)は
精算の手続きに入った。施設の今後の活用は決まっていない。
 明知鉄道明智駅から近く、日本大正村の玄関口に位置する2階建てのレトロな建物で、
観光客に大正ロマンを感じさせた。大正村のシンボル的存在で、
大正の文化や精神を全国に発信してきたまちづくりにも影響を与えそうだ。
 同社は旧明智町が出資比率55.2%の最大株主となり資本金4890万円で設立。
国と県から補助金を受け浪漫亭を建て、1999年3月から営業を始めた。
合併後は、恵那市が最大株主として引き継いでいる。
 市などによると、日本大正村の年間入り込み客数はピークの95年に42万5千人だったが、
2013年は11万人まで減少。浪漫亭の売り上げは最も多かった06年の1億2千万円から、
14年は6667万円に半減した。08年からは赤字決算が続き、
13、14年は単年度で900万円以上の営業損失を出した。
 今月5日の役員会で、浪漫亭の閉店を正式決定した。同社役員は「これ以上、
赤字を膨らませることはできず、苦渋の決断だ」と話している。
正社員、準社員4人とパート7人は28日付で解雇する。
現在、市が主導して清算の手続きを進めている。
補助金の返還などの課題があり、清算の方法や今後の施設の
活用法を検討している岐阜新聞Web2015年02月27日09:15)


この大正村浪漫亭は2013年8月16・17日の両日に明知鉄道を取材した際、
17日に訪問することができ、葬式訪問をしなくてすみました。
以前、2008年8月15日にも明智へ訪問したのですが、
このときは滞在が1時間もなかったので大正村すらまともに撮影できませんでした。
2013年8月17日は一日乗車券でいろいろと途中下車しながら取材したものです。
このときの大正村浪漫亭の印象ですが、まず観光案内所が開放的でなくスタンプもなかった。
店はソフトクリームや食堂とかありましたが、たしかに閑古鳥の印象でした。
店自体は駄菓子なども売っており、悪くはなかったと思います。
あれだけすばらしい建物なのだから観光案内所や食堂以外でも
有効に活用できる空間があったと思うと残念でなりません。
にしても明智岩村も古い町並みが残るよいところなのですが、
やはりリピータを増やすのは厳しく観光客は激減しているようですね。
明知鉄道SLの復活運転が最後の切り札となればよいのですが。


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