少し前の話になりますが、国内重賞最多出走の記録をもつ
トウホクビジン（牝９／笠松・笹野博厩舎）が９日の
笠松・白銀争覇（ＳＰIII）をラストに引退。
マイネルでおなじみビッグレッドファームで繁殖にあがります。
ラストは主戦の佐藤友則騎手を背に逃げを打っての６着（５番人気）。
当日はちょうど北陸方面へ向かっており、さすがに笠松へ駆けつけることはできませんでしたが、
番長さんは「青春18」で現地へ駆けつけ、本題の声援を送り、
岐阜新聞の取材を受けたようで、記事にもしっかりその名が刻まれていました。
そういえばラブミーチャン引退式のときはもん吉さんがやはり同新聞社からインタビューされ、
「デビューから注目していましたか？」の回答に窮したので
すかさず僕が「やはり中央緒戦のダート戦を勝ったときから注目するようになりました」と
フォローを入れておきました。その部分はカットされてしまったようですが。
トウホクビジンは通算163戦13勝（うち重賞５勝）、
２着８回、３着８回、総収得賞金は4619万6000円。
ばんえいを除いた地方競馬15場に出走し、
さらにＪＲＡでも６戦して京都、阪神、新潟、中京で走り、全部で19場。
鉄の女と云われたイクノディクタスもＪＲＡ全場制覇したヤマノシラギクも真っ青の記録です。
そして毎週のように連闘に次ぐ連闘で重賞に出走。
それでいて時には好走をみせたのだから頭が下がる思い。
もう本当、もし故障でもしようものなら非難が殺到しただろうし、
無事に走り終えてくれたのでホッとしています。
トウホクビジンは多くの騎手が手綱をとりましたが、
やはり主戦は笠松の佐藤友則騎手で47回騎乗。
本題はＢＥＴＴＹさんが友則騎手騎乗のときに送っていた声援ですが、
ＢＥＴＴＹさん曰く、これは友則騎手の要望だったとか。
ということで2013年４月13日のマリーンＣのパドックで、その貴重な場面を録画と録音し、
初めてようつべに作品をＵＰしたのでご覧ください（最初の一瞬です）。
最初はＢＥＴＴＹさん独りで声援を送っていたのですが、
2013年６月26日の帝王賞からは僕ともん吉さんも加わり駅弁てんぷくトリオで唱和。
そのうちこの声援の輪が広がってみんながやるようになっていました。
佐藤友則騎手も心得たような感じで、僕らの前を過ぎるときには
冒頭写真のようにカメラ目線を送ってくれたものです。
一番の傑作は2013年７月15日の船橋・習志野きらっとスプリントのとき。
このときは岐阜からわっさん＆Ｒちゃんが来場し、
みんなでラブミーチャンの黄色Ｔシャツを着て応援したのですが、
このラブミーチャンの黄色Ｔシャツ軍団が佐藤友則＆トウホクビジンに
とものり〜の、ビ〜ジンの、がんばり〜の♪
の声援。佐藤友則騎手が馬上で笑いをこらえていましたが
これはＢＥＴＴＹさんが前もって伝えておいたそうです。
佐藤友則騎手への声援は「ビ〜ジンの」の部分に騎乗馬の名を入れるのですが、
やはりトウホクビジンへの声援が定番でした。
本当はラストランで馬友全員で唱和したかったのですが、
暮れの東京大賞典のときは友則騎手が騎乗しなかったので、できませんでした。
もうこの声援ができなくなると思うと寂しいものがありますが
最後にトウホクビジンの健闘を称え、ラスト映像で締めくくりたいと思います。
本日の木之前葵ちゃん。
２Ｒオオイデアオウヨ５着（９番人気）
３Ｒグァバベリーニ８着（７番人気）
６Ｒコイサンコール７着（７番人気）
８Ｒモルフェスプリング４着（７番人気）
９Ｒダイヤモンドタクト７着ブービー（６番人気）
10Ｒハヌルソンムル８着（８番人気）
本日の騎乗馬は予想もすべて無印ですし
この人気では馬券に一度も絡めなくても致し方ないでしょう。
それでも８Ｒモルフェスプリングは見せ場たっぷりの前残りでした。
明日の騎乗に期待しましょう。
